2014年06月01日

モデルの美香さんがフラワーエッセンスを紹介している本



フラワーエッセンスの日本での広がりの様子をこのブログでも紹介してってますが、その中の一つ、モデルの美香さんのエッセイ集があります。




美香さんのブログを読んでいて、さすがだなと思ったのは、美香さん、フラワーエッセンスのことを全く知らずに行ったけど、本能的にフラワーエッセンスのすごさを直感で感じられたようなのです。

さすが、自分の持つ美しさや可能性をどうやって表現しきれるか?というプロ意識を持つ人は違いますね( ̄ー ̄)

実は、私、この本が出版された頃、この師匠の元でフラワーエッセンスだけでなく、波動のこと、エネルギーのしくみ、人間の魂の成長のスパイラル、心理的なこと、色や花の形が放つエネルギーetc.、4年くらいどっぷり、いえ(笑)、じっくり学んでいました(そんなに長く通ってたっけ?と今でも思いますが、私の土台はそこで養われたのでしょう。ちなみに、最終的に、結婚相手に出会い、すぐ妊娠・流産、そして、出産と続く過程で自然と行かなくなって通いはなくなりました。私の場合、結婚、出産はフラワーエッセンスの助けがあったからこそ、出来たよなぁと今でも思います)

この本は、2006年6月に出版されたものです。

本の出版前に、美香さんが師匠のフラワーエッセンスに魅せられ、通って来られていた頃、美香さんが自身のブログでそのすごさを紹介していた頃、一気にフラワーエッセンスの注文やセッション依頼が増えて、モデルの美香さんの影響力のすごさを目の当たりにさせていただきました。

実は、私、身だしなみより、色々知ることのほうが楽しくて没頭してしまうたちです。今では、小保方さんみたく、女性としてもかわいらしくしたいという理系女子は多いですが、一昔前の研究者タイプ?

一昔前の研究者タイプとは、いわゆる、頭ボサボサにして、身なり構わず自分の研究に没頭してる感じです。

さすがに、そこまではいきませんが、自分のエネルギーが少しでも余っていれば、自分の好奇心の向くことを知るほうに全エネルギーを使いたいタイプ。

なので、その頃は有名なモデルさんと聞いても、興味なかったので、美香さんの本を手に取ることもありませんでした。

今回、記事を書くのに、はじめて本を読みましたが、いやはや、いいでですよ、この本w

モデルさんは、いかに自分を最高最善に輝かせられるか?ということに全エネルギーを向けていて、そこに甘えも誤魔化しもないんです。

スタイルもお顔も元々美しくあられるのですが、誰かにとってキレイに思ってもらえるようにとか、賞賛されるにはどうしたらいいか?なんて考えていないのです。

いかに自分の素晴らしさ、美しさ、素質、才能を大いに発揮するかということに必死なのです。

そりゃ、そうですよね。きれいな花がいっぱい咲いていて、その中で自分に目を留めてもらおうと思ったら、薔薇は薔薇の、タンポポはタンポポの、百合は百合にしか出せない美しさを放射することで、自分のエネルギーに気づいてもらうしかないのです。

そう考えると、モデルさんもそんな花なんですね。

美香さんの本を読んでいるうちに、こう思うようになりました。

私は美香さんみたいに真摯に一生懸命生きてないなぁ、せっかく生まれ持った素質や可能性で使ってないことあるなぁ~と思った時、はたと気づきましたw せっかく女性として生まれたのに、女性性を発揮するとこをおろそかにしてて使ってなかったなぁと(笑)。

美香さんの真摯な姿勢に学びます!

で、話を戻しますが、この美香さんブームで、師匠のサロンにも、これまでにないブームが訪れたのですが、一時的に終わりました。

私がその過程を見ていて感じたのは、美香さんが本やブログで紹介すると、多くの方が “私も美香さんのようになりたい!美香さんが使ってるなら” というので飛びつかれた人が多かったんでしょうね。

そして、電話やインターネットで注文されました(直接サロンに来られて、セッションして師匠に調合ボトルを作ってもらった人はほとんどいなかったんじゃないかな)。

SMAP・槇原さんの「世界に一つだけの花」の歌詞にあるように、また、美香さんも、おそらく、そうされているように、“世界にたった一つだけの自分という花を精一杯美しく咲かそう!” と思って、フラワーエッセンスを使われたのではなく、もしかしたら、“私も美香さんのように、周囲から美しい、カワイイと賞賛されたい!美香さんのようになりたい!美香さんのような、スタイルや顔、センス、服装になりたい!” という思いから、美香さんの紹介するグッズやツールを使っている方が多かったのではないかしら?

美香さんのコピーになろうと思って、適当なフラワーエッセンスを使っても、そりゃ、効果は感じれないですw

せめて、師匠のセッションに来て、そこを崩して、本来の自分だけが持つ美しさ、才能、素晴らしさを輝かせるためにエッセンスを使おう!誰かの真似をして生きるのではなく、自分の力で生きよう!と気づかせてもらえたら、ものすごーく!違ったと思いますが、多くの人は、注文1回ぐらいで終わってたみたいです。飲んでみたものの、よく分からないまま終わったんですねw

今まで、そういう過程をいくつも見てきたので、ホント、フラワーエッセンスって、穏やかに自然に効いてくるものなので、意識しないとよく分からんものなんだなぁと思います。気づいてくると、ものすごく分かるようになって、ものすごく面白いものなんですけどね。

そういう意味で言うと、フラワーエッセンスの伝え方、フラワーエッセンスを知ってもらえる機会や場、現代社会を一生懸命生きているとなかなか気づきにくい、自然界の波動に意識を向けて気づいてもらうきっかけを作ることは、自称フラワーエッセンス普及員として頑張ろうp(^-^)qと思います。

ちなみに、この本の出版から8年経った今の美香さんは?

「モデル美香のハッピーマタニティーライフ」という本も出版されているようなので、読んでみようと思って図書館に予約しました。

美香さんの生きる姿勢は素敵です♪ 

美香さんだけでなく、自分も人生において、何かを極めることに真摯に生きる人は、みんなそう。輝いてますよね!  


2014年06月01日

地球と繋がる・大地と繋がる 木村秋則さんの本を通して- その2-

土の学校 木村秋則

土の学校

次に来たのがこの本「土の学校」。

土のことを中心に、木村さんが読者からのちょっとした質問に答えながらすすんでいく本でした。

一掴みの土の中には、地球の人口の何倍ものバクテリアが暮らしている。

小さな小さな微生物を拡大してみると、その中にも草食系の微生物と肉食系の微生物がいて、私達が生きているこの世界の縮図のような世界が繰り広げられている。ジャングルや海の底と同じように、そこにも食うものと喰われるものの繰り広げられる世界がある。

小さな生き物たちにとって、ひとにぎりの土は、まさしく自分たちの生きる世界であり、宇宙。

今日(2014/5/30)テレビで都市開発機構URが、宅地内の敷地の雑草を刈るために、ヤギを飼い出したら、他にも思わぬ効果があったと紹介されていました。

この本の中には、木村さんが小さいころ、馬が農耕機械のかわりに働いていて、その餌は、田んぼのあぜに生えている草。馬に餌やりをすることは、同時にあぜの草刈りをすることになる。

そして、馬の糞は堆肥になる。

自然は、必要なものを供給してくれ、不要になったものは、また地球の循環に戻してくれる(それが土)。

農耕機械がいらなくなったら、田んぼのあぜの草には、除草剤。

肥料や農薬を使うことで、土を肥やして滋養を与えてくれる、畑の微生物や細菌、バクテリアを殺してしまい、土に元気がなくなった。

そして、その土から養分をもらって育つ植物も豊富な養分が足りず、育てないので、肥料を追肥する。

微生物やバクテリアが豊富にいると、病気や害虫にもやられないほど、また、病気になっても、虫に喰われても、自分で治したり、虫に対抗できる強い木や作物が育つ。

微生物や細菌が元気で、たくさんいるところでは、せっせと働いて分解して土を作っているので、いくら掘っても地面の温度はあったかいんだそうです。そして、フカフカでふわふわ。

普通の畑は、ちょっと掘っただけで、土の温度がすぐに下がるんだとか(ちなみに、作物はそれを嫌がって、根が伸びないそうです)。

人間の体も、腸内細菌とかいて、体を維持したり、健康に保つのを手伝ってくれています。


本より抜粋します↓----------------------

土は、人間の食を生産する母体です。そこにはバクテリアだとか、菌類だとか、無数の微生物が存在して人間の命を支えている。縁の下の力持ちなわけだ。

その土の豊かさは肥料分ではなく、そこで活動している微生物と、植物の関係で決まるのではないかと私は思っています。

そう考えれば、私の畑のリンゴの木は元気に育っているのに、山に植えたリンゴが枯れた理由も分かります。山の土で作った苗床で、苗が上手く育たなかった理由も同じです。

植物にとって土中の微生物は、私たち人間にとっての腸内細菌のようなものなのだと私は思っています。腸内細菌は何百種類もあるのですが、どういう細菌がどのくらいいるかは、同じ人間でも大きく違います。

例えば、海藻の繊維質を消化できる腸内細菌がいて、日本人の多くはその腸内細菌を持っているけれど、欧米人はこれをほとんど持っていないと聞きました。肥満になりやすい体質の人は、ある種の腸内細菌が少ないということも、細菌の研究でわかったのだそうです。

(中略)

土の中の微生物と、上手く共生することができて初めて、植物はそこで生きていくことを許されるのです。そしていったんその土地に受け入れられれば、土中のバクテリアは植物が生きていくのに欠かせない栄養を与えてくれさえするのです。
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(土中の栄養素や植物の成長を高めるためのバランスを整えてくれる)土壌細菌の存在を忘れて、単純に土壌を分析し、この土地は窒素分が多いとか、リン酸分が少ないとか言ってもあまり意味はないのではないかと私は思います。

土は生きているのです。それは、無数の微生物の生命活動が織りなすひとつの生態系なのです。そういう土の持つ力は、そこに含まれている養分を分析するだけでは、とても理解しきれるものではありません。

それは健康診断するのに、人間をすりつぶしてどんな養分が含まれているかを測るのと同じことだと言ったら、言いすぎでしょうか

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リンゴの木は、一本一本みんな違う。その違いにしっかりと目を向け、同じ生き物同士、一対一で向かい合うのがリンゴの木との唯一の正しいつきあい方であることを、私は長い百姓生活の末に学びました。

もちろんそれはリンゴだけでなく、この世界に生けとし生きるものすべてがそうなのです。草だってそうです。ひとつの草をよく観察すれば、同じ種類の草なのに、生えている場所によって、全く別物のような姿をしている草もあるのです。

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本当の意味で自然とつきあうには、一対一で生身の心と体で、自然と向き合うしかないのです。知識はそのつきあいのためのガイドブックの役割は果たしますが、いくらガイドブックを読んでも、それは自然とつきあっていることとは全く違うのです。

抜粋ココマデ↑-------------------------

面白いなぁと思ったのは、枝の剪定をする時は、その木の葉っぱをみて、葉っぱの葉脈のように剪定すると木が伸び伸び元気に育つこと。

また、根っこのバランスと木のバランスを一緒にすると、木の負担が減るそうです。

要は、植替えの時に、根がダメージを受けて、短くなっています。なので、地上部の木の部分も剪定して、少し減らすと、木の負担が減って木が元気になるんだそうです。

世界は、どこを見ても、小宇宙があって、その中でも、生き物が精一杯暮らしている。

広大な宇宙の中に、小さな地球があって、その中に私達人間が暮らしているのと同じ世界が、私達の足元の土の中にも、また、私達の体内にも、あらゆるところにも存在している。

木村さんの話の中の、「土」や「リンゴの木」を、私達が生活している環境・世界、私達・子供たちに置き換えれば、そのままコンファランスでプロデューサーたちが伝えてくれたメッセージと同じだなぁ~と思いつつ、読んでいました。


コンファランス最終日にみんなで作ったグランドマザーエッセンスは、こういう感覚を自然に身につけてくれる力もあるような感覚があります。

実際には、木村さんの仰るとおり、実際に土に触って、自然の中で過ごすことが最も大事ですが、でも、現代人は、あまりにも自然や土とかけ離れすぎてしまって、あまりに遠すぎるものとは接点がなさすぎて、自分から歩み寄っていくのに躊躇して、なかなか出来なかったりします。

頭では、そうしたほうがいい、そうしなければならない、自然の中に行ったほうがいい、土に触ったほうがいいと、左脳レベルでは捉えても、それは“ねばならない”という義務となってしまって、それがしんどくてやりたくないほうに行ってしまいます。

グランドマザーエッセンスはね、こういう、

  “地球を救うためには正しいことをせねばならない!”という義務を感じている“肩肘の張った”頑張り屋さん

をするのではなく、

 【ありのままで自然の姿で、肩から力を抜いて周囲を見渡してごらん】

と気づかせてくれるかのようです。

そうして、周囲を見渡した時に、ふっと目に入ってきた花や、木々、生き物に対して、その中に、輝くばかりの美しさと光を感じて、ウットリと見惚れてしまう、、、、という感覚を呼び覚ましてくれるようです。

そして、そうなると、同時に、地に足がしっかりとついて、地球と共に生きている感覚が強く出てきます。

そうなると、、、、 今、自分が何をしたらいいのか、すっと分かるようになります。

そして、この時点で、もう自分が一人ではなく、地球や大地や宇宙と繋がっているので、自然と、周囲と調和しながら動いていける人となっている。

このエッセンスは、そんなエネルギーを与えてくれているような気がします。

無理して、遠い自然に行かなくても、また、頑張って体にいいものを探しに行かなくても、今自分がいるここで、自分の周りにあるもので、どうしたら、調和を生み出していけるのか?と思った時に浮かんだ直感で動いたらいい。

そんな感覚を呼び起こしてくれるような気がします。


このエッセンスの体験談が徐々に集まってきていますが、面白いのは、ほとんどの人が、飲み始めてすぐ、よく夢をみるようなのです。

その次に、また次の段階に入ってきて、変わってきます。夢を見る回数は元に戻ると共に、なんというか、、、今何をする時か分かって、自然に動き出すとか、そんな感じ?

その次は、、、、 あらゆるものの中に、美しさや素晴らしさを感じて、心の底からウットリするようなw

あ、これ、私の体験談でした(笑)。

まだまだ、謎のエッセンスなので、これからですね~
  


Posted by フラワーエッセンス研究家 葛葉 at 10:06つれづれフラワーエッセンスコンファレンス(会議)

1990年にフランスで開催されて以来、世界各国で開催。
これまでで最大規模で、2014年5月2日~6日 日本で13年ぶりに開催。