フラワーエッセンス研究家の葛葉です。 › 2014年09月05日
2014年09月05日
これからの働き方、会社、企業 その2
求職活動で色んなとこに行きながら、しょっちゅう思い出していたのは、ドキュメンタリーにもなってるホテルアソシアのこと(「日本一幸せな従業員を作る」というタイトルで、各地で自主上映されているので、ぜひ、観てください)。そこの総支配人だった柴田さんの言葉。
ホテルアソシアは、従業員が休みたがらない。なぜなら、自分が休んでいる時に、どんなワクワクする展開になるか分からないから、もったいなくて休んでられない!と言うのです。
そこは、映画のタイトルの通り、どうしたら従業員が幸せに働けるか?どうしたらワクワクするか?を、お客様にどうしたら喜んでもらえるかをバイトも社員も役員も関係なく、みんなで何度も話し合い、スタッフ全員が、誰が今どんな状態で、何をしたがっているか、また、何に悩んでいるかを分かっていて、全員でそのスタッフを支えるのです。
学歴や障害に関係なく、その人の中に何かしらの輝きを見つけたら、積極的に採用してきたホテルアソシアの元総支配人の柴田さん。
そのため、ホテルの受付では、領収書の書き方を知らないスタッフがいたり、耳の聞こえないスタッフがレストランでホールをしていたりもするのです。
急いでいるのにちゃんとした領収書をすぐに出せないフロント、何度呼んでも振り向かないホール係。
客は、イライラします。怒ります。
でもね、そんなホテルなのに、口コミでどんどんファンが増えていき、家族ぐるみでそのホテルを応援するお客さんがどんどん増えていきました。
働くって? 会社って? 企業って? 同僚って? 仲間って? 同じ時、同じ場所で一緒に過ごすということ、自己実現と仕事、仕事と日常、プライベートは分断しなくてはいけないのか? 両方を調和させることができるって、ホントにそんなのできるの?! 従業員の幸せを優先して、会社や店、事業を経営して成り立つなんて、ホントにありえるの?
そんなことを考えさせられるドキュメンタリーでした。
でも、そんな理想的な会社なんて、まだまだ身近にあるもんじゃない。そんなところを求めちゃいけない。
なんて思いながら、特に職種や業種にこだわりはなかったので、自分ができそうなことで、面接に行けそうなところに、思いつきで行っていました。 “絶対、こういうところじゃないと働きたくない!” なんて、こだわりを持ってちゃ働き口がない と思っていたところもありますw
先日辞めたところは、そんな求職活動をしている時に、面接に行った一つでした。
落とされたんですw
結局、色々行ってみたものの、どこも決まらなかったのと、私の中で、どんな働き方をしたいのか、どんな仕事をしたいのかが明確にできなかったので、一旦求職活動はやめていたところでした。
私の中心は、フラワーエッセンスの仕事に置いているので、他に手を出している場合ではないんじゃないか?という気もしてきたので、これだけ決まらないのは、そっちをしっかりしろ!というメッセージかもしれないと思ったので。
そう思った矢先に、電話がかかってきて、
「先日の選考で決まった人が働いてくれてたんだけど、急に辞めるというので、誰か代わりを探している。
今、何もしてなくて来れるなら、すぐに働いてほしい」
と、切羽詰った様子で依頼がきました。
おそらく、その方が働き出して、1,2ヶ月ぐらい。なぜ急に辞めることになったのか聞いてみました。
お子さんのアトピーがひどくなってきたのと、10円ハゲがどんどん増えるから(誰の10円ハゲ?)。
「来てくれますよね? 長く勤めてくれますよね? 長く勤めてくれないと困るんです。」
という、そこの人事担当でもある、個人病院の奥さん。
聞けば、この半年の間に、新しい人が入っても、次々辞めるので、その人で5人目。
うーん(^_^;)、何かありそうだなぁw
「私も働いてみないと分かりませんし、ご期待に添えずにそちらから辞めてくれとなる可能だってありますから、
お互い最初は研修期間ということで、続けられるかどうか、様子をみてください」
とお伝えして、行くことにしました。
ホントは、断ってもよかったのですが、これまで自分がしてきたことの流れとして来ている訳だから、それがどんな形になるのか、見てみたいと思ったので、引き受けました。 活動をやめても、しばらくは、慣性の法則で、前にやったことの勢いがやってきます。 自分が始めたことは、自分で終わらせる。 そーんな気がしたので、色々問題がありそうだけど、怖いもの見たさ的に、働きに行ったのです(笑)。
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