フラワーエッセンス研究家の葛葉です。

薬膳的食の「ゴボウの梅煮」です。　真っ黒で、ボロボロで、見た目はあんまりよくないですね(笑)

これを食べると、とにかく、とても健康にいいそうです（ネットにたくさん載っていますので、よかったら調べてみてくださいね！）が、３０～４０時間、気長に煮続ける料理です。

ゴボウと梅干、水を入れて、ひたすらコトコトと。。。。

この写真は、30時間くらい煮たものです。



多くの人が、「これがゴボウ？！信じられない！甘い！おいしい！」というので、前から気になっていつつも、手間がかかるので、手を出さずにいました。

昨日、なぜか、ふっと試したくなり、作り方をみたら、クックパッドでは、煮るのは6時間程度と書いてたので、やってみるか。。。。と。

結局、30時間も煮ることになったのは、ただの意地です(笑)。

6時間煮て食べてみると、ウワサと違って、まだ「ゴボウ」でした。　酸味も出てきていて、なんとなく酸味もあって、正直なところ、“マズくはないが、おいしいという訳でもない”　でした。



でも、こんなに手間がかかってるんだし、身体にいい薬膳なんだから、食べなさいよ！と家族に無理強い。

つくづく、人間は、アホやなぁ(;^ω^)と我ながら思いますが、手をかけて時間もかけて作ったものをおいしいと言われないと、ムッとするという、心の狭さがあります。

なんとなく、それがしゃくで、“くそー！見てろよ！”　という意地で再び煮続けました。

20時間くらい煮たもの　→　もっと柔らかくなったゴボウ。

まだ、“ただの”ゴボウだ。。。。　　話と違う。。。　しかし、さらに煮続けると、“あれ？香りが甘くなったような？”。

30時間程度煮たものを食べた時、

　　「なにこれ？！おいしー！なに、この甘さ？！これ、ホントにゴボウ？！」

とウワサ通りに感じました。　で、ハマりました。



面白いことに、心も体も喜ぶ感じの“おいしい！”　なんですが、「あまりにおいしくて、もう一個！」とはならず、なんとなく一つで満足するのです（でも、結局食べましたよ(笑)）。

この感じは、あ！ローチョコを食べた時と似ています。　ローチョコも、とってもおいしくて感動するのに、一つ食べたら、十分満足して、それで落ち着くので、もう一個！と貪欲にならないのです。　

面白いですねｗ

さらに、人間の心理を実感したのは、家族に無理やり食べさそうという気が全く失せたということです(笑)。　こんなにおいしいから、自分の心身に必要だったら、本人が自然に食べるわね　と感じるからです。

きっと、私たちは、誰かに強制して何かをさせよう、従わせようとする時は、それがその人にとって、あまり心地の良いことではなく、ほっとくと絶対にしないと分かっている時なんでしょう。

では、子どもが嫌がるものを、身体にいいからと無理やり食べさせようとするのは。。。。　　はてさて？



それにしても、後から、これにもフラワーエッセンスを入れたらよかった！と気づきました。しまったなぁ(;^ω^)