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2016年09月09日

ストレス反応がずれる 自分の感覚を切り離している人々

『言葉でホルモンバランス整えて、『なりたい自分』になる! ―一瞬で緊張と不安が消える魔法のメソッド』 大嶋信頼 (著)  より、ご紹介します。

ストレス反応が、ストレスを受けてから何分か経ってからやっと体に現れる人がいるそうです。

どういうことかと言うと、通常生き物はストレス反応を受けると、“逃げるか、戦うか”のどちらかで危険から身を守る反応があります。そのために脳内ホルモンが分泌され、行動を促します。これが、意識と体と心でずれている。

例えば、大きな音を聞いて、体がビクンとして「うるさいな」と感じているから、さずストレスレベルがあがっているだろうと思って測ると、あがるどころか、安静時よりもガクンと下がっている。自分では「ストレスだ!」と思っているのに、体は全く逆の反応をしているということ。

ストレス刺激に対する反応が普通の人とは“逆”ということ。

この状態になると、色々困ったことが生じてきます。なぜなら、自分にとって過大なストレスを感じることが目の前にあるのに、身体がストレス反応を示さないから、それが様々な問題の大元だと気づけない。でも、実際には、そのことがあってから、15分、30分、1時間、数時間 etc. 経ってから、どっかーん!!とストレスレベルがあがるからです。

↓ 以下、著書よりの抜粋 ↓--------------------------------------------

言葉でホルモンバランス整えて、『なりたい自分』になる“根柢の恐怖”(トラウマによってバラバラになって記憶として整理されなくなった感情記憶。常に死ぬような恐怖。)に触れたくないから、他者のことを考えて自分の感覚を切り離そうとする。他人に注目を向ければ、自分の「今ここで」の感覚を感じなくてすむから。

しかし、自分の感覚を切り離し解離して、恐怖を回避すれば恐怖は増幅してしまう性質がある。だから、ますます恐怖から逃れるために他者のことを考え続けなければならなくなる。

これは、自分の意思でやっている訳ではなく、身体や脳の条件付け的な感じで、このような循環になっているから、自分でコントロールすることができない。

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何が起こるかと言うと、ストレス対象と出くわした時、自分自身の感覚じゃなくて、そのストレスにさらされている自分を見ている他者の感覚に憑依して他者の感覚になっているから、その場ではストレスに対して生理的に反応しないということ。

このタイプの人は、自分自身の感覚が“解離” = 感覚が切り離されてしまってその場で適切な感覚が感じられない - してしまっている。

その瞬間には全く反応しないのだけれど、後になってストレス反応が襲ってきて、収まらなくなる。後から襲ってきたストレスの反応(例えば、“怒り”)を麻痺させるために、例えば、過食や過食嘔吐などをしなければ眠れなくなってしまう。こうなると、ストレスによる脳内ホルモンの過剰分泌によるものなので、意志が強いとか弱いとかの問題ではなく、逆らいようがない状態になってしまっていると言います。

私自身、長年フラワーエッセンスセッションをしていて、全く同じことを感じる方が多いです。何が問題なのか、ストレスなのかを知るために、お話を伺っていくのですが、“自分自身の感覚の解離”をお持ちの方がほとんどだからです。ズバリ、【自分の感覚を切り離している】方々です。

心当たりのある人は、手をあげて! は~い(^O^)/

これから、しばらく、『言葉でホルモンバランス整えて、『なりたい自分』になる! ―一瞬で緊張と不安が消える魔法のメソッド』 大嶋信頼 (著)  の内容をご紹介していきます。

フラワーエッセンスセッションを通じて感じていたことが明確になったり、深く納得したりすることばかりで、著者の大嶋信頼先生に惚れたからです(笑)。




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Posted by フラワーエッセンス研究家 葛葉 at 14:20 │つれづれ本の紹介


1990年にフランスで開催されて以来、世界各国で開催。
これまでで最大規模で、2014年5月2日~6日 日本で13年ぶりに開催。