フラワーエッセンス研究家の葛葉です。

2016年09月12日

科学的に証明されていない

引き続き、『言葉でホルモンバランス整えて、『なりたい自分』になる! ―一瞬で緊張と不安が消える魔法のメソッド』 大嶋信頼 (著)  より、ご紹介 第4弾です(第3弾はコチラ→ 風邪と発熱はエネルギー調整

科学者


私みたく、フラワーエッセンスという科学的に証明されていない、認められていないものをしている人も同じだと思いますが、大嶋先生も、長い間、“誹謗中傷を恐れて、ブラックボックスの中に入れてカウンセリングを続けていた” そうです。

大嶋先生は、心理カウンセラーなので、お医者さんではないからです。医者でもない人間が、体のことや治癒のこと、大嶋先生の場合は、ご著書でホルモンや遺伝子のことも治療の手法として検証対象として採り入れておられ、その効果も実績も感じておられますが、批判や中傷を恐れたのと、いつかお医者様たちが大嶋先生の仮説を検証して下さるに違いないと長年信じて待ち続けたそうです。

カウンセラーの立場としても、「基本はお医者さまの指示に従いながら治療を進めること」を中心軸とされているので、お医者さまのたてた仮説通りに検証するしかない。そもそもの視点がずれているんじゃないか?と感じても、従わざるを得ないので、いつか日本の精神科医療は変わる!と信じて、長年待ち続けてきたそうです。

しかし、このままでは自分の寿命と共に、大嶋先生が現場で検証してきた仮説とその成果も一緒に消えてしまうのではないか?という危機感から、批判や中傷覚悟で、ご著書を出しはじめたそう。

正直言うと、私は、大嶋先生のご著書のタイトルをずらっとみた時に、“また成功法則とか書いた精神論やスピリチュアル系の本か。。。。” と思って、うんざりして手にとらなかったのです(笑)。 

Amazonの書評でしばしば見る感想が、「いわゆる精神論ばかりで、具体的ではない」というもの。 多くの方が、いわゆる『成功論』や『成功法則』の本を読み倒して、結局どれも似たようなことを書いているだけで、具体性がないというので、疲れてくるようで、私もその一人でした。

まぁ、そういうと、フラワーエッセンスの本も、まだまだ今の科学では証明されていないし、具体的なデータや検証も行われていないため、つかみどころがなくて、曖昧で分かりにくいものなので、似たようなものですが(笑)。

フラワーエッセンスも、発見者のバッチ博士がフラワーエッセンスを世に紹介する最初の本ともいえる本を出版したのが1931年。

それから、現代まで、時代は物質的なもの、データとして毎回必ず同じ結果が出ないといけない、誰もが同じ結果を得られないと真実とは認められないという方向一本に突き進んできましたから、フラワーエッセンスは、その証明の対象にするには、難しく、今の科学でも、まだ具体的な証明が出ていません(それでも、どんどん精密な観測機器や研究機械が開発されていっているので、昔に比べたら、だいぶできるようになってきていますが。。。。)。

今は、医療と宗教、科学と宗教、オカルトと科学、医療とオカルトは、実は同じことを言ってるんじゃないか?という視点が薄々出てきている頃合い。お医者さまが死後の世界のことや、いわゆるエネルギー療法や霊障を真剣にとらえて、治療の中に採り入れている人がどんどん増えてきていますからね(その関連書もすごい数が出版されています)。

私が、フラワーエッセンスを始めた頃は、まず確実に男性からは「そんなの絶対にやめたほうがいいよ!」と止められたものです(笑)。 波動やエネルギーなんて言おうものなら、鼻で笑われて相手にされませんでした。科学で証明されていないから、眉唾だと言われて。

しかし、科学とは、単純に、「今の観測方法では測れない」「測れる機械がない」「仮定に全く沿わない」なだけで、今現在の技術・環境・研究方法では、証明できないだけなんですよね。

今朝見ていたニュースでは、DNA検査のニュースでした。

DNAは、その人だけの唯一のもので、一人につき一つしかないというのが絶対的な事実でした。科学でそう証明されたからです。

そのため、DNA検査で、親子関係を調べた時に、一致しないと血縁関係はないとされ、どんなに状況証拠が揃っていても、親子ではないと断罪されてきました。

しかし、人の体内には、さまざまな他者のDNAが混在して存在していることが分かってきました。確実に自分が生んだ子どもなのに、母親のDNAと子どものDNAが一致しなかったり、不妊治療で受精した父親のDNAと生まれた子どものDNAが一致しないケースが多々見つかったからです(ネットニュースで色々その関連のニュースがみれますから、よかったら検索してみてくださいね!)。

私なんかは、そのニュースをみて、あきれるやら、“やっぱりな(;^ω^)” と思うやら。。。。(笑)。 やっぱり、科学ってそういうものなんだなと。 小さな子どもが、自分が知らないからと、「絶対そんなことない!あなたは絶対に嘘を言っている!とんでもないやつだ!」と大人を非難して、認めないと同じでしょ(笑)。

裁判所も、不幸にも、そういうDNA不一致の母子に対して、夫や家族が頭ごなしに不貞をしたか、詐欺だと、当然のように責めてきましたからね。

話は脱線しましたが、そんな社会風潮なので、めんどくさいので、分かる人だけに伝わればいいや~的な人が多い中、大嶋先生は、多くの人に叩かれるであろう覚悟で、著書を出される覚悟をされたので、本当に尊敬します。

大嶋先生は、ご自身のクリニックでクライアントさんの状態を改善するために、言葉を唱えることで、症状が緩和したり無くなったりすることを検証され、結果を出しています。無意識と言葉の関係だけでなく、それに伴う、脳内ホルモンや腸の疾患や神経伝達物質の不具合や遺伝子の暴走の緩和などの仮説を立てられ、実際に検証して結果も出されています。フラワーエッセンスをしている私には、とても面白い本です。

ただ、まだ私には、見極められないのは、大嶋先生がなさるから結果が出るのか、他の人がしても結果が出るのかというところ。

なぜなら、シータヒーリングというスピリチュアル系のヒーリング技法では、ヒーラーが自らの脳波をシータ波にすることで、クライアントの脳波に共鳴しシータ波にすることで、治癒やヒーリングがもたらされるからです。大嶋先生のセッション風景を拝読していると、シータヒーリングの風景を思い出すのです。シータヒーリングも言葉をクライアントさんに唱えてもらいますから。

人間は、共鳴するエネルギー体でもあるので、導き手が調和した波動になっていると、クライアントもそれに共鳴して引き上げられます。

大嶋先生は、ヒーラーか?!と感じる印象をしばしばご著書から受けるので(ご自身やクライアントさんの“無意識”と会話しちゃったり、歩いている時に、今知りたいと思っていることのヒントを教える声が聞こえたりするみたいですから)、はたして、そのモードになっていない思考と左脳だけがバリバリの人が同じことをして、同じ効果が得られるのか?というところが、今の私の好奇心の的です。










  


Posted by フラワーエッセンス研究家 葛葉 at 22:01つれづれ本の紹介

2016年09月11日

風邪と発熱はエネルギー調整

引き続き、『言葉でホルモンバランス整えて、『なりたい自分』になる! ―一瞬で緊張と不安が消える魔法のメソッド』 大嶋信頼 (著)  より、ご紹介 第3弾です(第2弾はコチラ→ 内弁慶な人

風邪

自分自身の感覚が“解離” = 感覚が切り離されてしまってその場で適切な感覚が感じられない - してしまい、相手の気持ちを考えることに依存してしまい、やめられなくなると、お互いがお互いに依存しているので、離れられない“共依存”の関係になっていきます。

たとえば、母子なら、母親が子どもより先に自分の代わりに反応をするので、感覚を奪われている状態になるため、子どもは「何も感じられない」状態になり、自分の感覚が感じられなくなった子どもは、生きている実感もなくしてしまう。だから、子どもは自分の感覚を求めて問題行動を起こす。そんな子どもの問題行動に対処するためにますます母親が密着して、共依存状態がさらに強化される。

この状態が癒されてくると、面白いことに、子どもがイライラするようになる →発熱という過程を経たそうですが、アルコール依存症の人がお酒をやめて現れる現象と同じと言います。

身体のバランスをとれなくなって、風邪のような症状になるそうですが、再びアルコールを飲むと、その症状は収まるそう。

面白いですね。フラワーエッセンスだけでなく、いわゆる、ヒーリングや代替療法的な、西洋医学でない治療法などでも、好転反応と言われる、このような現象が見られます。

私がよくクライアントさんに例えとして、お話するのは、スフィンクスが何世紀も経て、自分の役割を果たそうと立ち上がることにしたと仮定します。

でも、スフィンクスは、何世紀も、あの体勢で、ずっと固まっているうちに、土がしっかりと固まり、動けなくなっている状態ですから、立ち上がるには、とても頑張らないといけないし、ずっとあの体勢でいたから、使わなかった筋肉もガチガチ。変な形で座っていたとしても、長い年月をかけて、それはそれでバランスを維持していたのが、崩れ始める訳です。

そりゃ、しばらくは、体の調子が悪いでしょうね(笑)。

ちなみに、私は昔、山頂の山小屋でしばらく働いていたことがあります。山頂ですから、水が貴重なので、お風呂なんて、山頂では1か月に一度入れたらいいくらい。

お風呂入りたいですよねw。もちろん、みんな喜んで入るんですが、入浴後、調子悪くなるんです。なぜなら、それまで垢を流さずにいた状態で安定していたから(スミマセン、汚い話で(;^ω^))。毎日入浴する生活をしていたら、入浴しても調子悪くはならないのですが、身体は、劣悪な環境でも生きていけるよう、そこになじむ形で安定します。だから、環境を改善すると、最初の頃は逆にガタッと調子が悪くなります。

フラワーエッセンスと摂り始めて、体の調子を崩す人も結構いらっしゃいます。 頑張ってその過程を終わるまで頑張ると、まるで、温泉上がりのように、心身とも、スキッと清々しく気持ちよくなるのですが、その感じは、あたかも、高熱が下がって体が元気になった時のあの清々しさに似ています。

野口整体の創始者の野口 晴哉さんの著書に「風邪の効用」という本があります。

このご著書の中で、野口さんはこうおっしゃっておられます。

「自然な経過を乱しさえしなければ、風邪をひいた後は、あたかも蛇が脱皮するように新鮮な体になる」


  


Posted by フラワーエッセンス研究家 葛葉 at 10:08薬品、薬を使わない暮らしつれづれ本の紹介

2016年09月10日

内弁慶な人

引き続き、『言葉でホルモンバランス整えて、『なりたい自分』になる! ―一瞬で緊張と不安が消える魔法のメソッド』 大嶋信頼 (著)  より、ご紹介 第二弾です(第一弾はコチラ→ ストレス反応がずれる 自分の感覚を切り離している人々

ストレスを感じている時に、ストレスレベルが下がるという状態は、現実世界ではどういう状況を引き起こすと思いますか?
「頭が真っ白になって、まともに考えられなくなる」 

という状態。外では固まって何も言えなくなって怯えた鹿のよう。何も自己主張できなくなる。

でも、家に帰ると、ストレス刺激(ストレスを受けたその時でなく、後から現象としてやってくる)で暴力的になって、暴言を吐いたり、暴力を振る舞ってしまう。

弁慶
意外なのは、家でストレスを感じた時に、怒りを家族に吐き出せる人は、そうじゃないのかと思いきや、家の中でも外と同じようにストレスレベルが下がっている場合が考えられるそうですよ。

ただ、外と家とで違うのは、外では固まって自己主張ができなくなるけれど、家では頭が真っ白になって、“退行”=精神が子ども返りする - してしまい、子どもが思うようにいかないと手足をバタバタさせて「びえーん!」と泣き叫ぶのと同じように、暴言暴力をふるってしまう。頭の中は、ストレス刺激でストレスレベルが急激に低下してしまい、解離- 感覚が切り離されてしまってその場で適切な感覚が感じられない -して別人格になっている。ストレス刺激で別人格に変身して怒鳴り散らしていたり、暴力的になっているが、中身は弱弱しい子どもの姿だったりする。

このタイプの人は、外見は大人なのに、いつまでも自分が成長できていない気がする という感覚がある。

ストレス刺激がない時は、人に対してものすごく批判的で強気。でも、いざというストレス場面になってしまうと、固まってしまって、何もすることができないので、「何も成し遂げられないダメな自分」という感覚が抜けない。

このタイプが変わりはじめると、反抗期を迎え、ありとあらゆることに怒りが湧いてくるそうです。

そのさまは、まるで、子どもが成長する為の反抗期。母親を切り離すための反抗期。

この反抗期が出てくると、これまで母親の感覚に憑依して解離していたことを実感するのだそうです。

そして、クライアントさんは、どんどん母親の感覚を切り離して成長していき、外見と内面が一致して若返っていくとか。

以上は、『言葉でホルモンバランス整えて、『なりたい自分』になる! ―一瞬で緊張と不安が消える魔法のメソッド』 大嶋信頼 (著)  の一部をご紹介しました。

フラワーエッセンスをお摂りになって、変容の過程に進んでいくと、まさに、これと同じ過程をみます。怒りの感情がとにかく湧いてきて、フラワーエッセンスを摂っているからと思い出さなければ、自分がおかしくなったんじゃないか?と心配になるほど、とにかく、あらゆることに怒りが湧いてくる過程です。

大嶋信頼先生は、心理カウンセラーでありますが、脳内ホルモンや遺伝子のことにもとてもお詳しく、その視点での治療を採り入れられておられます。精神科などの病院に紹介されて大嶋先生のクリニックに訪れる方も多いようで、アメリカの専門大学で専門的に学び、アルコール依存症専門病院などに勤務されたりの、超バリバリの左脳派。

でも、ご著書を拝読すると、とても右脳的な力も使っておられる方で、クライアントさんのことや、疑問を考えていると、頭の中にメッセージが浮かんできたり、ビジョンが見えたりなども普通にあるという感じ。いわゆる、ヒーラーとか、スピリチュアルと言われる力も普通に使いこなしておられる方のように感じます。

ただ、そっち系は、論理的に説明できないので、それをどう論理的に、かつ、誰もができる方法として体系づけるかを柱に突き進んでおられる方のように私は感じています。

そのため、大嶋先生は、脳内ホルモンや遺伝子でご説明されておられますが、私はフラワーエッセンスの人間なので、フラワーエッセンスで同じような効果があるのなら、フラワーエッセンスも脳内ホルモンの分泌を正常に戻したり、遺伝子の調整をしたりもしてるのではないか? な~んて思いながら、フラワーエッセンスとの関連を考えながら読んでいたので、興味深くて仕方のないご著書です(笑)。

上記のケースのタイプに、これというスタンダードなフラワーエッセンスもあるんですよ。
  


Posted by フラワーエッセンス研究家 葛葉 at 12:03つれづれ本の紹介

1990年にフランスで開催されて以来、世界各国で開催。
これまでで最大規模で、2014年5月2日~6日 日本で13年ぶりに開催。