2016年09月15日

本来の自分で生きられた時に、美しく光り輝く

引き続き、『言葉でホルモンバランス整えて、『なりたい自分』になる! ―一瞬で緊張と不安が消える魔法のメソッド』 大嶋信頼 (著)  より、ご紹介 第5弾です(第4弾はコチラ→ 科学的に証明されていない

このご著書では、心理カウンセリングで心の不調を治しに来られたクライアントさんに、もしかしたら、その人の性格や考え方に問題があるのではなく、ホルモンの分泌異常なのではないか?とか、遺伝子の過剰反応、ある特定の栄養素の不足、腸の疾患、甲状腺の機能不全 etc.ではないかという仮説の元、それらに関連するホルモンや遺伝子、腸の改善などを唱えてもらい、気持ちが改善されるかという例がたくさん紹介されています。たとえば、その一つ

「人は“光”を見ようとしない」

暗闇の中や不快なものをみて、恐怖を感じて、“緊張”のホルモンが分泌され、ホルモンの乱れを感じる。いったん引いても、さらにまた大きく押し寄せてくる。

でも、光に注目すると、そのホルモンの波は静かな“凪”になっていき、あれだけ乱れていた心の中が静かになっていく。

それにも関わらず、“光”をみようとしない。すがろうとも頼ろうともしない。

「光が眩しくて見えない」そうです。イメージするだけでも、眩しすぎて、頭痛がするのだとか。

それはホルモンの分泌に問題があるようで、それに関連するホルモンの名前や抗体を調整する言葉を繰り返すと、できるようになったそう。

その他、人のことがほめられない、人の言葉を真に受けすぎてしまう、相手が常に自分のことをバカにしているんじゃないかと思うのをやめられない etc.という心理状況について、このホルモン名を唱える、遺伝子の名前 etc.と検証していき、改善するまで。

こうなると、フラワーエッセンスはいらないんじゃないかと思います(笑)。 というか、大嶋先生のやり方でもできるし、フラワーエッセンスでも、また、他のヒーリングやツールでも、何でも代わることができるのだと思います。

ただ、私が個人的に感じるのは、手法やツールだけでなく、やはり、それを導く人のエネルギーの両方が備わってこそ、効果があがるのでは。。。。と言う気もします。 人もエネルギーですからね。


フラワーエッセンスプラクティショナーの私が読んでいて、共感する箇所が各所にちりばめられているご本ですが、そのうちの一つ。

自分では、唱えることでの変化は帰属(変化を感じられない、実感が得られない、何も変わらない)できないのだが、周りはそれを感じ取ることができ、そして、周りが変化していく。

フラワーエッセンスも同じくで、セッション後、口を酸っぱくしてお伝えしているのが、「家族でもお友達でもいいので、誰かに(自分が何か変わったかどうか)聞いてみてください。最近感じたことや最近のことを話してみてください」ということです。なぜなら、ご本人はサッパリ変化を感じないからです。周囲からみて、何か雰囲気が変わったな?とか、いつもと違うな と明確に見えている時こそ、本人は何も変わらないと思い込んでいるからです。同じなんですよ。



巻末の言葉

親のいうことを聞いて、謙虚で慎ましく生きていればいいじゃない!という声も聞こえる。人の言葉を真に受けてしまう=お人好し、だって大切な特徴だから、それをうまい具合にカウンセラーが受け入れさせて満足して生きるようにすればいいじゃない、と言われる。倫理的にも道徳的にもそれが“正しい”ということだから、それに従わないやり方は間違っている、と指摘される。たぶん、そのご指摘は正しいのかもしれない。
でも、ここで追及していきたいのは「何が正しいか?」ではなくて「クライアントさんが求めている美しさとは何か?」ということである。
クライアントさんが本当に求めているのは何か?をこれまで追求してきた。求めているものが得られるためだったら、人からの批判を浴びながらも突拍子もないことを追求してきた。それは、クライアントさんがさまざまなしがらみから解放されたら、美しく輝くから。その美しい輝きを基準として、セラピーを追及している。
何が正しいのか?何が間違っているのか?の基準にも美しさは隠れているのかもしれない。でも、これまでの臨床を見ていると、クライアントさんが抱えているしがらみから解き放たれて、本来の自分で生きられた時に、美しく光り輝く、という現象が起こる。そして、一度光り輝いたら、どんどん磨かれていき、あの姿に戻ることはなくなる。



フラワーエッセンスも、同じ思いでご提供しているので、おぉお!と思いました(私なんて、まだまだ大嶋先生の足元にも及びませんから、発展途上ですがw)。

ヒーリングやフラワーエッセンスは、これまでの医療とは、ほぼ反対の姿勢です。これまでの医療は、どんな形であろうと、今の社会に合わせるために、“不都合なところは切り捨てる・排除する”、“見えないように隠す・ごまかす”というのに近い。そのために、ひたすら耐え、我慢し、抑圧し、自分を切り刻む。そんな風潮に見えて仕方ありません(そういう意味で、社会や会社に都合のいいように、不都合な症状を“切り捨てる”ために、大嶋先生の教えてくださる唱える言葉を自分に唱えて効くんだろうか?と思います。そういう意味で、導き手のいないところで、一人で唱えての効果はどうなのかは私にはまだ分かりません。大嶋先生は、言葉に出さないとはいえ、この思いでセッションをなさっておられるので、クライアントさんも無意識のうちに感じ取っておられるはずですから)。

とは言え、意識的なお医者さんがどんどん増えて、だいぶ変わってきているので、期待もしているのが今です。

それでも、古い体制と意識がまだまだ根強い現状で、医療に近い現場で、この思いを貫かれているとは、本当に心を打たれます。

ぜひ、読んでみてくださいね(^^)




このテーマには、やっぱり、『Let it go』 がピッタリ(^^)。よかったら、もう一度聴いてみましょう♪
  


Posted by フラワーエッセンス研究家 葛葉 at 12:09つれづれ本の紹介

2016年09月12日

科学的に証明されていない

引き続き、『言葉でホルモンバランス整えて、『なりたい自分』になる! ―一瞬で緊張と不安が消える魔法のメソッド』 大嶋信頼 (著)  より、ご紹介 第4弾です(第3弾はコチラ→ 風邪と発熱はエネルギー調整

科学者


私みたく、フラワーエッセンスという科学的に証明されていない、認められていないものをしている人も同じだと思いますが、大嶋先生も、長い間、“誹謗中傷を恐れて、ブラックボックスの中に入れてカウンセリングを続けていた” そうです。

大嶋先生は、心理カウンセラーなので、お医者さんではないからです。医者でもない人間が、体のことや治癒のこと、大嶋先生の場合は、ご著書でホルモンや遺伝子のことも治療の手法として検証対象として採り入れておられ、その効果も実績も感じておられますが、批判や中傷を恐れたのと、いつかお医者様たちが大嶋先生の仮説を検証して下さるに違いないと長年信じて待ち続けたそうです。

カウンセラーの立場としても、「基本はお医者さまの指示に従いながら治療を進めること」を中心軸とされているので、お医者さまのたてた仮説通りに検証するしかない。そもそもの視点がずれているんじゃないか?と感じても、従わざるを得ないので、いつか日本の精神科医療は変わる!と信じて、長年待ち続けてきたそうです。

しかし、このままでは自分の寿命と共に、大嶋先生が現場で検証してきた仮説とその成果も一緒に消えてしまうのではないか?という危機感から、批判や中傷覚悟で、ご著書を出しはじめたそう。

正直言うと、私は、大嶋先生のご著書のタイトルをずらっとみた時に、“また成功法則とか書いた精神論やスピリチュアル系の本か。。。。” と思って、うんざりして手にとらなかったのです(笑)。 

Amazonの書評でしばしば見る感想が、「いわゆる精神論ばかりで、具体的ではない」というもの。 多くの方が、いわゆる『成功論』や『成功法則』の本を読み倒して、結局どれも似たようなことを書いているだけで、具体性がないというので、疲れてくるようで、私もその一人でした。

まぁ、そういうと、フラワーエッセンスの本も、まだまだ今の科学では証明されていないし、具体的なデータや検証も行われていないため、つかみどころがなくて、曖昧で分かりにくいものなので、似たようなものですが(笑)。

フラワーエッセンスも、発見者のバッチ博士がフラワーエッセンスを世に紹介する最初の本ともいえる本を出版したのが1931年。

それから、現代まで、時代は物質的なもの、データとして毎回必ず同じ結果が出ないといけない、誰もが同じ結果を得られないと真実とは認められないという方向一本に突き進んできましたから、フラワーエッセンスは、その証明の対象にするには、難しく、今の科学でも、まだ具体的な証明が出ていません(それでも、どんどん精密な観測機器や研究機械が開発されていっているので、昔に比べたら、だいぶできるようになってきていますが。。。。)。

今は、医療と宗教、科学と宗教、オカルトと科学、医療とオカルトは、実は同じことを言ってるんじゃないか?という視点が薄々出てきている頃合い。お医者さまが死後の世界のことや、いわゆるエネルギー療法や霊障を真剣にとらえて、治療の中に採り入れている人がどんどん増えてきていますからね(その関連書もすごい数が出版されています)。

私が、フラワーエッセンスを始めた頃は、まず確実に男性からは「そんなの絶対にやめたほうがいいよ!」と止められたものです(笑)。 波動やエネルギーなんて言おうものなら、鼻で笑われて相手にされませんでした。科学で証明されていないから、眉唾だと言われて。

しかし、科学とは、単純に、「今の観測方法では測れない」「測れる機械がない」「仮定に全く沿わない」なだけで、今現在の技術・環境・研究方法では、証明できないだけなんですよね。

今朝見ていたニュースでは、DNA検査のニュースでした。

DNAは、その人だけの唯一のもので、一人につき一つしかないというのが絶対的な事実でした。科学でそう証明されたからです。

そのため、DNA検査で、親子関係を調べた時に、一致しないと血縁関係はないとされ、どんなに状況証拠が揃っていても、親子ではないと断罪されてきました。

しかし、人の体内には、さまざまな他者のDNAが混在して存在していることが分かってきました。確実に自分が生んだ子どもなのに、母親のDNAと子どものDNAが一致しなかったり、不妊治療で受精した父親のDNAと生まれた子どものDNAが一致しないケースが多々見つかったからです(ネットニュースで色々その関連のニュースがみれますから、よかったら検索してみてくださいね!)。

私なんかは、そのニュースをみて、あきれるやら、“やっぱりな(;^ω^)” と思うやら。。。。(笑)。 やっぱり、科学ってそういうものなんだなと。 小さな子どもが、自分が知らないからと、「絶対そんなことない!あなたは絶対に嘘を言っている!とんでもないやつだ!」と大人を非難して、認めないと同じでしょ(笑)。

裁判所も、不幸にも、そういうDNA不一致の母子に対して、夫や家族が頭ごなしに不貞をしたか、詐欺だと、当然のように責めてきましたからね。

話は脱線しましたが、そんな社会風潮なので、めんどくさいので、分かる人だけに伝わればいいや~的な人が多い中、大嶋先生は、多くの人に叩かれるであろう覚悟で、著書を出される覚悟をされたので、本当に尊敬します。

大嶋先生は、ご自身のクリニックでクライアントさんの状態を改善するために、言葉を唱えることで、症状が緩和したり無くなったりすることを検証され、結果を出しています。無意識と言葉の関係だけでなく、それに伴う、脳内ホルモンや腸の疾患や神経伝達物質の不具合や遺伝子の暴走の緩和などの仮説を立てられ、実際に検証して結果も出されています。フラワーエッセンスをしている私には、とても面白い本です。

ただ、まだ私には、見極められないのは、大嶋先生がなさるから結果が出るのか、他の人がしても結果が出るのかというところ。

なぜなら、シータヒーリングというスピリチュアル系のヒーリング技法では、ヒーラーが自らの脳波をシータ波にすることで、クライアントの脳波に共鳴しシータ波にすることで、治癒やヒーリングがもたらされるからです。大嶋先生のセッション風景を拝読していると、シータヒーリングの風景を思い出すのです。シータヒーリングも言葉をクライアントさんに唱えてもらいますから。

人間は、共鳴するエネルギー体でもあるので、導き手が調和した波動になっていると、クライアントもそれに共鳴して引き上げられます。

大嶋先生は、ヒーラーか?!と感じる印象をしばしばご著書から受けるので(ご自身やクライアントさんの“無意識”と会話しちゃったり、歩いている時に、今知りたいと思っていることのヒントを教える声が聞こえたりするみたいですから)、はたして、そのモードになっていない思考と左脳だけがバリバリの人が同じことをして、同じ効果が得られるのか?というところが、今の私の好奇心の的です。










  


Posted by フラワーエッセンス研究家 葛葉 at 22:01つれづれ本の紹介

2016年09月11日

風邪と発熱はエネルギー調整

引き続き、『言葉でホルモンバランス整えて、『なりたい自分』になる! ―一瞬で緊張と不安が消える魔法のメソッド』 大嶋信頼 (著)  より、ご紹介 第3弾です(第2弾はコチラ→ 内弁慶な人

風邪

自分自身の感覚が“解離” = 感覚が切り離されてしまってその場で適切な感覚が感じられない - してしまい、相手の気持ちを考えることに依存してしまい、やめられなくなると、お互いがお互いに依存しているので、離れられない“共依存”の関係になっていきます。

たとえば、母子なら、母親が子どもより先に自分の代わりに反応をするので、感覚を奪われている状態になるため、子どもは「何も感じられない」状態になり、自分の感覚が感じられなくなった子どもは、生きている実感もなくしてしまう。だから、子どもは自分の感覚を求めて問題行動を起こす。そんな子どもの問題行動に対処するためにますます母親が密着して、共依存状態がさらに強化される。

この状態が癒されてくると、面白いことに、子どもがイライラするようになる →発熱という過程を経たそうですが、アルコール依存症の人がお酒をやめて現れる現象と同じと言います。

身体のバランスをとれなくなって、風邪のような症状になるそうですが、再びアルコールを飲むと、その症状は収まるそう。

面白いですね。フラワーエッセンスだけでなく、いわゆる、ヒーリングや代替療法的な、西洋医学でない治療法などでも、好転反応と言われる、このような現象が見られます。

私がよくクライアントさんに例えとして、お話するのは、スフィンクスが何世紀も経て、自分の役割を果たそうと立ち上がることにしたと仮定します。

でも、スフィンクスは、何世紀も、あの体勢で、ずっと固まっているうちに、土がしっかりと固まり、動けなくなっている状態ですから、立ち上がるには、とても頑張らないといけないし、ずっとあの体勢でいたから、使わなかった筋肉もガチガチ。変な形で座っていたとしても、長い年月をかけて、それはそれでバランスを維持していたのが、崩れ始める訳です。

そりゃ、しばらくは、体の調子が悪いでしょうね(笑)。

ちなみに、私は昔、山頂の山小屋でしばらく働いていたことがあります。山頂ですから、水が貴重なので、お風呂なんて、山頂では1か月に一度入れたらいいくらい。

お風呂入りたいですよねw。もちろん、みんな喜んで入るんですが、入浴後、調子悪くなるんです。なぜなら、それまで垢を流さずにいた状態で安定していたから(スミマセン、汚い話で(;^ω^))。毎日入浴する生活をしていたら、入浴しても調子悪くはならないのですが、身体は、劣悪な環境でも生きていけるよう、そこになじむ形で安定します。だから、環境を改善すると、最初の頃は逆にガタッと調子が悪くなります。

フラワーエッセンスと摂り始めて、体の調子を崩す人も結構いらっしゃいます。 頑張ってその過程を終わるまで頑張ると、まるで、温泉上がりのように、心身とも、スキッと清々しく気持ちよくなるのですが、その感じは、あたかも、高熱が下がって体が元気になった時のあの清々しさに似ています。

野口整体の創始者の野口 晴哉さんの著書に「風邪の効用」という本があります。

このご著書の中で、野口さんはこうおっしゃっておられます。

「自然な経過を乱しさえしなければ、風邪をひいた後は、あたかも蛇が脱皮するように新鮮な体になる」


  


Posted by フラワーエッセンス研究家 葛葉 at 10:08つれづれ本の紹介

1990年にフランスで開催されて以来、世界各国で開催。
これまでで最大規模で、2014年5月2日~6日 日本で13年ぶりに開催。