フラワーエッセンス研究家の葛葉です。 › フラワーエッセンス 豆知識

2016年05月27日

トリートメントボトルを作って渡すということ

以前にアップした記事「個人輸入したフラワーエッセンスを販売すること その1」の続きのお問い合わせがありましたので、コチラでお返事させていただきます。

なお、続きを書こうと思っていて、そのままになっている記事も多いので、こんな風にリクエスト下さるとうれしいです。Kさま、ありがとうございました。

【質問】-----------------------------------------------------------------------

私は、フラワーエッセンスのトリートメントボトルをカウンセリングセッションでお聞きした内容から作成してお渡しする、ということをこれからしていくのを検討しているのですが、
その際、保健所などの申請が必要なのか調べているとき、葛葉さまのブログにたどりつきました。

2015年10月06日の記事の中で、「管轄する市町村の保健所によって、微妙な違
いがありますが、おおまかに必要な申請内容等は、また 後述しようと思ってお
りますので、ご興味のある方は、ご参考にしてください。」とあったのですが、
その部分がどこにあたるかわからなかったので、 もしよろしければ教えていた
だきたいと思い、メールを送らせていただきました。

ちなみに葛葉さまはトリートメントボトルを作成してお客様にお渡しするにあ
たって、どのような手続きや配慮・注意などをされております か?

メールにて突然このようなご質問、失礼いたしました。
もしよろしければ、お手すきの際ご連絡いただけたらと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします。

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さて、お答えは、

ご自身が起業したい地域を管轄する保健所に自ら確認に行きましょう!

まっとうにお答えするなら、これしかありません。 

というか、インターネットで調べるより、直接聞きに行く方が確実ですよ。 インターネット上の、私みたいな得体の知れない人間に聞いても、どの程度信ぴょう性があるか、分からないですよ? それに、いいか悪いか、認可するかどうかは、その市の保健所の判断次第です。

ということで、ここから下は、それを踏まえて、私の個人的な “たわごと” 程度にお読みください。

日本は、ちゃんとした国家なので、国民の健康と安全を守るために、様々な管理がなされています。 

その一つが、国民の衛生管理。国民の口に入るものは、安全が保証できるものではなくてはならない。そこを管轄してくれているのが、保健所です。

保健所

ありがたいですね (^人^) 保健所さん、ありがとう♪

さて、フラワーエッセンスのトリートメントボトルを取り巻く現状とよく似てるなと感じるのが、手作りせっけんの世界です。

手作りせっけんも人気で、ネット上でも数多く販売されています。 エッセンシャルオイルや高品質のオイルなどを作った、とても気持ちのいいせっけんがたくさんあって、私自身も、しばしば使っております。

しかし、国の認可としては、化粧品製造・販売の認可を受けた製造者しか「化粧せっけん」として、販売してはいけません。化粧せっけんでないと、お肌を洗うのに使ってはいけないとされています。薬事法に基づき、化粧品製造販売業許可が必要です。

この許可をとるのに、安全性試験をしたりとか、個人では、金額的にも、とても厳しい。専用の施設を持ち、更に、総括製造販売責任者、品質保証責任者、安全管理責任者等を常勤で配置しなければならないそうです(詳しくはご自身で調べてみてくださいね!)。

ただ、洗濯石けんなら、雑貨として扱われるので、認可は必要ありません。そのため、グレーゾーンにして販売している人が多いのが実情です。 

法律的には、化粧せっけんの認可をとっていないせっけんを、肌によい、効果があるなんて謳って販売してしてはいけません。薬事法にひっかかります。 でも、地域のバザーや、学校の文化祭などで出すとかなら、そのへん、適当じゃないですか? どんなケースであろうと、食べるものを提供する場合は、保健所で決められていることがありますが、幼稚園、学校などのお祭りで、完璧に守ってやってるところは、どのくらいあるのかなぁ?と思って、私は見てますが。

イメージ的には、お祭りの時は、お巡りさんも、ちょっぴり大目に見てくれるみたいな感じじゃないかしら。でも、その信頼を受けて、お巡りさんに迷惑がかからないように、事故が起こらないように、みんなで、細心の注意を払って、管理しますよね。 そして、万一、事故が起こったら、責任者が責任を負わないといけません。法律的に決められたことをしてない場合は、当たり前。

さて、フラワーエッセンスのトリートメントボトルも、似たような感じです。なんたって、トリートメントボトルの中身を口に垂らして飲むんですからねw

正直なところ、フラワーエッセンスは、まだまだ認知度が低いため、保健所に持っていっても、それが何に分類されるのか?というところで、職員の間で、議論が巻き起こります。 初めてみるものだからです。 ただ、口に入るものなので、国民の健康と安全を守る保健所は、きっちり管理する必要があります。

まず、言われるのは、それが何に分類されるのか? → こちらにも分からないので、説明する → 清涼飲料水ですかね? いや、ちょっとしか飲まないなら、ドレッシング扱いでいけるのかな。。。。 なんて感じに会話は展開すると思います。

各保健所の担当者が、どっちとして扱うかで、認可されるためのすることや必要なことは変わってきます。

清涼飲料水として分類されたなら、製造から容器に充填されるまで、全く人がタッチしなくていい機械の設置がいると言われるでしょう。 イメージとしては、大手の飲料メーカーがミネラルウォーターを作る工場のイメージです。

ドレッシングなら、食品製造販売になります。瓶詰業者の申請もいります。これにも、色んな規定があります。

食品を製造する専用の部屋(規定がある)で、シンクやテーブルがどのサイズで、どのくらいあるかなどの条件を満たした専用施設が必要になります。 イメージとしては、お弁当屋さん。

フラワーエッセンスのストックボトルは、ほとんどブランデーなので、塩や植物グリセリンの添加されていないものは、日本国内ではお酒として扱われるメーカーもあります(FESなど)。 

じゃあ、ブランデーとして販売できる? ブランデーとして、販売するなら、酒類販売免許がいります(税務署で認可をとる)。アルコール度数によって、お酒なのか、ただの飲料なのかも変わりますから、水とブランデーを混ぜるトリートメントボトルの場合、飲料になるんじゃないかしら。

小瓶に移し替えるという形で申請するなら、酒税法に基づいて、どんな容器に、どう小分け販売するかという申告が必要です。 しかし、その小瓶を水で洗浄するなら、税務署の管轄ではなく、保健所管轄になります。 税務署は、アルコールの適切な販売と指導を管理するところに過ぎないからです。

なぜ、このような厳しい指導と管理があるか? 国民の健康と安全を守る立場だからです。販売者たちに、それだけの責任を持って、販売させるためです。

消費者の立場から考えても、それだけの自覚と責任を持った製造販売者たちでないと怖いでしょ?(;^ω^)


長くなりましたが、トリートメントボトルを作って、それをクライアントさんに提供することを考えてみてください。

現実的には、“たった、少量でしょ!”、“これまで何もなかったんだから大丈夫!” と個人では思うかもしれません。

ただ、自分が清涼飲料水メーカーや食品製造販売メーカーだとイメージしてみてください。 安心して売れますか?

正直なところ、地域のバザー、学校の文化祭などで、手作りクッキーなどを販売するようなグレーゾーンだと思います。

これから、フラワーエッセンスプラクティショナーとして、活動して行かれる方は、これらの点を踏まえながら、それぞれがご自身の環境や状況に合わせて活躍していってください。

結局、お互いの信頼感次第だと思います。 気になっているまま、懸念事項があるのに、それらから目をそらしていると、後々それが火種になることもありますので、ご自分で腹を決めてくださいね。

商売も社会に対する責任が伴います。 保健所が厳しく管理するのもそのため。

自分さえよければいいという考えでするのは、やめてください。 フラワーエッセンスを日本から失わせないために。

そういう意味で、責任を持って、フラワーエッセンスを輸入販売している代理店のみなさまは、そういった日本の法律を遵守して販売してくれているので、何かあった時も安心なのですよ。

商売じゃなくて、趣味でするなら、一昔の日本であったように「おかずを作りすぎちゃったから、おすそ分け持ってきたからあげる」という感じですかね。 そのやりとりに、保健所はさすがに入ってこないでしょ?(笑)
  


Posted by フラワーエッセンス研究家 葛葉 at 15:27フラワーエッセンス 豆知識

2016年01月07日

花・植物、動物と人間の違い

年始の挨拶


フラワーエッセンスとアニマルエッセンス、花・植物、動物と人間の違いをまとめました。

さて、あなたは、今年“人間”目指しますか?(笑)

<< 花 ・ 木 ・ 植物 >>

だいぶ前になりますが、ある時、露天風呂の脇に植えられている木にこう言われました。
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私 「人間は、あなたをここで見て癒されるけど、あなたにしてみたら、湯気やお湯もかかるし、お湯のない時とある時で気温も湿気も違うから、ここで生きていくの大変だよね。あなたがここに生えてくれている姿を見ると、私もとってもくつろげるし、癒される。でも、それは人間の都合だよね。ごめんね、一方的に押しつけて」

木 「私はどんなところでも、生きる喜びで精一杯生を生きているので大丈夫です。そして、こうして私がここにいることで、あなたが癒されるなら、私はとても嬉しい。私はどんなところでもそうして生きられます。」

私 「そっかぁ、その通りだね。私もあなたを見習おう。置かれた環境に文句ばっかり言ってないで、あなたのように生を楽しまなけりゃね。あなたに敬意を表します」

木 「ありがとう。私は植物。置かれた場所で育つ植物。私は、どこに置かれても、そこで幸せに生きていきます。

でも、あなたは植物ではありません。人間です。私のように、一カ所に根付き、動かない生命ではありません。

あなたは、私がもっとこういう環境のほうが心地よいのではないか、幸せなのではないかと思ってくれました。そして、そう思ったら、実際にそうすることができます。あなたは、私と違って、自分の意思で動くことができる人間ですから。

自分の意思で自由に動き回り、したいと思ったこと、誰かや何かにしてあげたいと思ったことをすることで、世界に貢献する存在です。

なのに、なぜ、そうしないのでしょうか。どうして、私のように生きようとするのですか? 

あなたは、植物ではありません。人間です。なぜ私のように生きようとするのでしょうか。人間として生きてください」

いきなり、話は変わりますが、年末に、姉から本をプレゼントされました。

「世界一貧乏な大統領」と呼ばれるウルグアイの元大統領ムヒカ氏の絵本です。

スピーチの内容はコチラでもご覧いただけます
http://whats.be/2180

その2年後の2015年3月ウルグアイ大統領として任期を終え、前回は他国の代表が次々帰国して、ムヒカ大統領のスピーチの時には会場はガランとしていたそうですが、2回目のスピーチでは、ムヒカ大統領のためだけに集まったかのような盛り上がりだったそうです。

2回目のスピーチは、若者たちへ向けてのメッセージ、いえ、祈りの言葉でした。

そして、日本では、子どもたちに聞かせたい話として、絵本にもなって多数発売されています。

ムヒカ大統領関連本一覧(Amazon) http://amzn.to/1TDAUkA

ムヒカ元大統領の2回目のスピーチで、こんな一説があります。

『生まれたままに生きる植物と違い、あなたは生まれたあと自分の人生に中身を詰めるか詰めないかを選択できるのです。』

『不可能なことを可能にするには更なる努力が必要です。そして本当に負けてしまうのは腕を下げ自分を渡し、諦めるときのみです。

人生では何千回といろんなことで転びます。愛で転び、仕事で転び、いま考えているその冒険でも転び、実現しようとしている夢でも転びます。でも、それには千と一回立ち上がり、一からやり直す力があなたにはあります。』

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<< 虫 ・ 動物 >>

虫や動物は、本能に強く支配される。宇宙からのシグナルやメッセージを受け取り、その流れに従う。

これもまた、ちょうどいい具合に、年始に一気に読み終えることができた本の中に、いい説明を見つけました。

『人間とそれ以外の動物の違いは「意識=自由意思』があるかどうか。すべてを「宇宙にお任せ」するだけだと動物と同じ』

『人間は悲しいかな、自由意思の分だけ宇宙から切り離されている。でも、うれしいことに、自由意思の分だけ「自分で自由に人生を創る権利」が与えられているわけ』

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「運がいいとき、「なに」が起こっているのか? 」石田久二著
http://amzn.to/1RabKfE
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この著書では、こう説明されています。人間の意識は3つある。

・意識=子ども。純粋に願う。

・超意識 = 父親。宇宙。成長のためのサインを送る。夢や願望をかなえるためにサポートしてくれる。ワクワク。喜び。

・潜在意識=母親。安全を求めてブレーキをかける。安心、安全。過去のデータを元に、危険を予測。慣れ親しんだ環境を維持しようとする。恐れ。恐怖。不安。

『「潜在意識(恐怖)」の奴隷として生きているか、「超意識(喜び)」に祝福されて生きているかの度合いで、日頃の行動パターンが決められてしまう。

恐怖を感じながら生きている人は、真っ先に「安全」を求める。そのために「物質」で身を守ろうとする。その代表がお金。』

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この年末年始に、ちょうどいい具合に、フラワーエッセンス、アニマルエッセンスの役割がスッキリと整理できました(^^)

フラワーエッセンスやアニマルエッセンスで、直感、インスピレーションを受け取り、地球や自然、宇宙から受け取れるエネルギーを歪めることなく、最大限活用して即座に動くことのできるベースを作ることができます。そのベースがしっかりしていないと、行動することもできません。

私たちは、植物でも動物でもなく人間です。ベースを作ったらそれで終わりでなく、実現したい夢を叶えるために行動すること。自分が何が好きで、何をしたいのか。揺るがない自分をしっかりと立てること。

人間であることのキーワードは『行動』です。「癒し」でとどまってないで、変化を恐れず、しっかりと意図を定めて行動しましょう♪

2016年、花や植物まで到達しますか? 羅針盤(=意図)なく、ただ流れに合わせて動くだけの動物の段階まで?

フラワーエッセンスやアニマルエッセンスは、行動や直観力、インスピレーション、恐れや不安の手放しなどをサポートしてくれますが、意図を定める=人間の自由意思までは。。。(笑)。意図は自ら湧き出てくるものですから、誰かに決めてもらうものでも、指示されるものでもありません。

自分で決めれない。分からない。なんでもいいから全部やって。全部お任せ etc.と逃げるクセのある人は、今年は、本気でそれをやめて、自ら “意図を定める"(虚栄心や見栄や外聞、ごまかしで耳触りのいいことを言うのではなく、ホントの意味でですよん♪)ほうに切り替えるのはいかがでしょう?

人間になりたーい!! (笑)  


Posted by フラワーエッセンス研究家 葛葉 at 14:54フラワーエッセンス 豆知識

2015年10月06日

個人輸入したフラワーエッセンスを販売すること その2

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引き続き、ご質問の回答が続きます。



ご質問内容は、下記の通りです。

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【件名】フラワーエッセンスの法律について教えてください

【メッセージ】
初めまして、XX と申します。突然のご連絡すみません!

実は、私は個人輸入したフラワーエッセンス(XXX社の○○ や△△)をカウンセリングの際にプレゼントしています。そのことで、保健所からチェックが入ってしまい。。。

海外のラベルのみが貼られエッセンス。こちらは酒税法が絡むのでしょうか?となると、食品衛生法は関係なくなりますか?

それと酒税法の前に、お酒とみなされるかどうかの税関がまず必要になるのでしょうか?

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2. 輸入時に、それを何で輸入しましたか?



日本に何かを輸入する時は、それを何として輸入するかによって、それぞれ規制や関税額が違います。

しかし、個人使用に限ったものなどや、ごく少額のものは、免税されるんだったかな。。。。

スミマセン、うちは、本格的にエッセンスの輸入販売は、まだしていないので、そこらへんは、まだ詳しくありませんので、“小耳に挟んだ程度”でお話しします。

「個人輸入」と「小口輸入」で、違う? いや、同じ? どうぞ、お調べください。 ネット上では、同じと書いてる人もいたし、小口輸入 - 販売を目的に仕入れたら個人輸入扱いじゃないから、関税を払わないと! - と書いてる人もいたような気がします。本格的に、輸入販売する方は、ご自身でしっかり調べてください。このサイトなんて、いいと思います。

一般財団法人 対日貿易投資交流促進協会 小口輸入について
http://www.mipro.or.jp/Import

輸入する物品が保健衛生に関わるようなもの - 直接肌につけるもの、摂取するもの etc. によって、輸入するのに、揃えないといけない証明書などが必要だったりします。その証明書が通らなければ、輸入できないし、しちゃいけません。自国民の健康を脅かさないものかどうか分からないものを入れないように、国と国民を守っています。ただ、個人輸入として、自己消費として消費するなら、それを社会に普及させないから、まぁいいかな。。。という感じでしょうか。

また、それにより、かかってくる関税額も違ってきます。

しかし、ご質問では、「プレゼント」と書かれているので、販売目的での輸入ではなさそうなので、ご自分用に個人輸入したものをお知り合いにプレゼントする的な意味合いっぽいですね。 ただ、それをプレゼントするのが、お友達や職場の同僚などと違い、“お客様”ですから、ニュアンスや意味合いが違ってくるような気がします。

ばくっと言えば、“万一、あげた人がそれでお腹を壊した時、謝って許してもらえるかどうか?” の違いでしょうか。。。。



3. 酒税法



日本では、お酒を販売するのは免許がいります。 ただ、販売した分の税金を払ったらいいのではなく、その前提として、“お酒を売ってもいい” という税務署の免許がいります。指定された公的書類をそろえ、認可されたら登録料を払って、免許をいただきます。その準備が大変なので、行政書士に頼む人もいますが、ただ、めんどくさいだけなので、個人でも頑張れば自分で出来ます。

お酒の種類によって、色々微妙に違います。免許の区分も違います。 

また、お酒だけに、健康被害を及ぼす危険性があるため、販売場所に、税務署が指定した「これはお酒です」表示の提示義務や、販売責任者の氏名と住所、それが何であるかの表示など、表示方法が決まっています。 どのような表示をつけるかも、税務署に申請しないといけません。

ラベルが英語のみでも、日本語ありでもどうでもいいですが、それに、税務署が指定する形式で書かれたラベルも貼られているかどうかです。海外で作られた商品に貼られているラベルは、その国での法規制に従い貼られているもの。日本では、何の意味ももちません。輸入業者が日本の法規制に従ったラベルを貼らなければなりません。

ご存知の通り、お酒は飲酒運転や未成年への影響など、社会的影響を及ぼす力の強いものです。 ですので、販売は、とても厳しく取り締まられています。「お酒の販売をさせるな!」という強い圧力も年々強くなってきているそうで、定期的に受講を義務付けられている酒類販売管理者研修で、毎回そういう話を聞きます。そういう危険なものを販売しているという意識を維持させるために、そういう研修が義務付けられています。そういう意識のない人には、決してお酒を販売させないように規制しています。

フラワーエッセンスは、厳密には、“お酒であってお酒ではない”ものですが、残念なことに、今の日本では、お酒扱いとされます。詳しくは下をお読みください。


4. お酒とみなされるかどうか



税関を通る時に、本数が多い場合は、「これは何ですか?」と聞かれるでしょう。本数が少ないなら、聞かれないんでしょうか。。。。 それは私には分かりません。前述の通り、海外から直接輸入した経験がまだありませんので。

海外旅行から帰ってくる時も、お酒は何本までは、個人消費とみなされ、無税で通してくれるけど、何本以上は、販売目的とみなされ、関税を払わされますよね。 それと同じではありませんが、そんな感じかもしれません。

日本では、よっぽど詳しい人以外は、フラワーエッセンスがなんだか、まだ認識されていません。 よく分からないから、“成分のほとんどがブランデーなら、それはお酒でしょ” と分類されます(たかが、一瓶10ml未満の小さなボトルであっても)。 もう少し、フラワーエッセンスに対する理解が進めば、「これがお酒だって?!」と大笑いされる時代が来るかもしれませんが、今はどうなんでしょう? おそらく、その時代は、まだ来ていないのでは。。。。

このような理由から、個人輸入程度の少量のフラワーエッセンスが、税関でどのような扱いになるのか分かりません。その時、「これはお酒だ」と決められれば、その時点で、お酒の輸入として必要な手続きを踏まないと、商品は受け取れません。

ご質問のエッセンスの中に、日本に代理店のあるフラワーエッセンスメーカーのものが入っていたような?

その場合、日本で売られている同じエッセンスの内容成分を見てください。

日本で売られているエッセンスは、お酒として扱われないようにするため、日本仕様として、メーカーに特別に作ってもらっています。日本仕様のものは、多くの場合、海塩が添加されていたり、ブランデーでなく、植物グリセリンに変えていたりします。

元々、フラワーエッセンスは、ブランデーベースで作られるのが普通です。 言ってしまえば、日本仕様は、特別仕様。

特別仕様となっているものは、日本にそのまま輸入すると「お酒」として扱われてしまう からこそ、特別な日本仕様となっているとも言えます。

日本に、販売代理店のないメーカーのものは、分かりません。輸入される方が、ご自分の責任で、様々なお役所を回って、ご自身でお調べください。

スピリチュアルや波動なんて言うと、「は?それなんですか?」と言われる、全く理解のない時代に、ものすごく頑張って、日本に輸入できるように、頑張って下さった方々がおられます。

日本に、フラワーエッセンスを入れて、広めて下さっている正式代理店の方々のご尽力と努力のおかげで、今、私たちは、こうして、フラワーエッセンスを日本で使うことが出来ます。

長年の努力とご尽力で、苦労して灯してくださったフラワーエッセンスの火を消さないでいただきたいと、心より願います。


一時的な、楽な抜け道を探すのではなく、どうぞ、どこに何を言われても大丈夫なように、フラワーエッセンスを守ってください。

現状では、日本では、フラワーエッセンスは、お酒でないのに、酒類販売免許をとらないと販売できないものがあったり、または、お酒とみなされないようにする余計な手間をかける必要があったりと、販売するのにめんどくさいことが多いです。 でも、フラワーエッセンスを日本に広めるのに、ご尽力下さった先人の方々に敬意を表し、そのめんどくささも頑張って乗り越えていただきたいと願います。変な中傷や誤解で、フラワーエッセンスが日本で使えなくなってしまわぬよう。。。。

フラワーエッセンスは、自然と地球が人類に与えてくれた、人類の宝ですから。。。。
  


Posted by フラワーエッセンス研究家 葛葉 at 23:13フラワーエッセンス 豆知識

1990年にフランスで開催されて以来、世界各国で開催。
これまでで最大規模で、2014年5月2日~6日 日本で13年ぶりに開催。