2014年01月23日

遺伝子検査




今朝(2014/1/23)の「とくダネ!」で、遺伝子検査が取り上げられました。

紹介コーナーの最初は、就学前の小さな子供にお医者さんが「はーい、あーんして」と言い、綿棒のようなもので、子供の口内の粘膜をさっと撫でているシーン。

これを、検査機関に送ることで、「子供の才能が分かる」という、遺伝子検査でした。

こんなのかな?
   ↓


驚いたことに、今は、東急ハンズとか、ネットでも気軽に誰でも検査キットが買えるんですね。

でも、その信頼性はどうとかの検証は、まだ不透明なところもあるようでした。

様々な検査内容がありましたが、番組で紹介されていたのは、

 ・ 子供にどんな才能があるか?

     音楽に対する能力、運動能力など

 ・ ある病気に対する情報

 ・ 自分の祖先が、昔、地球のどこにいて、どんな生活をしていたか分かる

 ・  アルコール耐性

                         などなど。

今回は、「子供の才能を知る」というテーマが中心だったので、今回は「肥満」、「認知症」、「ダイエット」の検査項目については、あまり言ってなかったように思います。

遺伝子検査が世の中で“流通”しはじめた頃には、「肥満」、「認知症」、「ダイエット」などについての傾向を知る検査がまず一番に紹介されてました。

遺伝子検査かぁ、、、、 なんだか、“科学的”という“権威”をバックに、“占い”にとって変わろうとしているだけのような印象があったのは私だけでしょうかw

当ブログでもご紹介しましたが

> > > 村上和雄博士ドキュメンタリー「SWITCH - 遺伝子が目覚める瞬間-」をみてきました


「遺伝子の暗号」の著者 村上和雄教授が映画の中で、おっしゃっておられました。

プロゴルファーの石川遼くんのゴルフの才能がどうやって伸びたのか興味津々だった教授。

石川遼くんのお父様に会った時に、色々聞いたんだそうです。

聞けば、石川遼くんの家系には、今まで誰も運動能力の高い人がいなかった。そんな家系から、遼くんだけが、いきなりプロゴルファーになったそうな。

教授がおっしゃるには、お父様が遼くんの“遺伝子をON”にするような、素晴らしい伸ばし方をした。


遺伝子検査で、「この子にはこんな才能がある」、「この才能は遺伝子情報的には入ってなさそうだ」etc. と出た時、または、「この病気を発症しやすい」とか、「耐性が低い」など出た時。

親や本人が、それをどう受け取るかによって、データ上では、“眠っている”と出た遺伝子情報をオンにするか、オフのままでいくか、または、ある病気を発症しやすい情報が出たから、生きる気力を無くすのか、または、その傾向をオフにするための他の遺伝子をオンにするのかetc. によって、遺伝子も眠るか、起きるか変わってきそうです。

そう考えると、占いと同じだなぁってw

占いでも、「あなたは運勢が悪い」とか、「あなたは成功します」と言われて、やる気をだすか、可能性がないと思って悲観するのかで、その人の運勢も変わってくるじゃないですかw

ある人の言葉で、とても納得したんですが、陰陽師のセリフで、「名前は呪(じゅ)だ」というのがあるんだそうです。

“名前は自分が自分であるとラベルづけして、認識するために必要なことだけど、その半面、この人は、こういう人と縛り付けてしまうという意味での呪(じゅ) ” なんだそうです。

例えば、

 「あなたは、田中さんちの花子さんという、今年20歳の女性です。田中家は、こんな家なので、あなたもこういう人です」

と宣言されているようなもの。

なんというか、本人もそんなの意識してるんじゃないけど、無意識のうちに、“そういう環境で生活している人は、こんな風に振る舞うのが当たり前” という縛りの中で生きてしまうという感じです。

遺伝子検査も、こういう “呪(じゅ)” にならないといいですね(^^) できれば、どんな結果が出たとしても、そこに収まるんじゃなく、無限の可能性に満ちた遺伝子情報をさらにオンにしていくにはどうしたらいいか?という参考資料程度に使えればいいんじゃないかと思います。
  


Posted by フラワーエッセンス研究家 葛葉 at 17:06つれづれ

1990年にフランスで開催されて以来、世界各国で開催。
これまでで最大規模で、2014年5月2日~6日 日本で13年ぶりに開催。