2014年01月25日

赤ちゃんが欲しい

赤ちゃん



「赤ちゃんが欲しい」とフラワーエッセンスの依頼がしばしばあります。

それをサポートするフラワーエッセンスもあるんですよ。「新しい生命を受け入れる準備をする」サポートエッセンスです。

これまで、私の身近な人で、10人くらい、子供が欲しいけど出来ないという人がいました。そのうちの数人は、フラワーエッセンスのクライアントさんでした。

フラワーエッセンスを気に入って使ってくれていた友人は、それまでボトルを作るテーマは、普段の仕事をスムーズに進めるための心のブロックを手放すためでした。

久しぶりに、彼女からフラワーエッセンスの依頼があった時、彼女はこう言いました。

  「今度、手術をするんだけど、その不安と怖れを抑えるエッセンスが欲しい」

聞けば、なんと、彼女は子宮をとる手術をすると言うのです。初耳でとても驚きました。彼女は、子供に対する葛藤をおくびも出さない人でした。彼女は、すでに子宮をとる決心が固くて、あとは、それを怖れることを抑えるだけ!と決意していました。

彼女の通っていた病院は、子宮摘出手術が多い病院でした。入れ替わり立ち代わり、子宮摘出の手術をした人が、入院しては退院していく。

担当医にこう言われたそうです。

 「あなたの子宮は、度々不具合を起こすから、これから閉栓していくことを考えたら、とってしまったほうがいい」

彼女は、その病院以外、どこも行っていませんでした。西洋医学以外のアプローチでの治療も全くしてこなかったようです。

彼女は、実はずっと子供が欲しかったそうです。でも、なかなか出来ない。自分の女性としての器官に問題があるからだ、、、と、どんどん追い詰められ、誰にも相談しようともしませんでした。

医者にそう言われた時、彼女はすぐに承諾したというのです。

一生懸命説得しても、もうダメでした。彼女が言うのは、「検査や手術を怖がらずに受けられるようにするためのフラワーエッセンスが欲しいだけだから」だけです。

明らかに、彼女の本当の気持ちは、“子宮をとりたくない!子供を産みたい!”と言っているのです。

でも、彼女はもう追い詰められたあまり、“子宮がなければ、子供が産めなくても仕方ないんだから、、、” と自分を納得させる道を選んでしまったのです。

手術まで、もう1週間もありません。もう一度、他のアプローチなどを考えてみてほしい。そのことをテーマに、フラワーエッセンスをしっかり使っていったほうがいいと必死に説得しましたが、ダメでした。言えば言うほど、彼女は頑なになるばかり、、、、。

あぁ、なんてことでしょう。彼女の心の傷があまりに深すぎて、他人はもちろん、自分でも触りたくなかったのです。

とてもショックでした。フラワーエッセンスの効果を実感し、気に入って長らく使ってきていた人だから。

彼女は、子宮をとってしまいました。



私のセッションに、「子供が欲しい」と言って来られる方に感じるのは、子供が欲しいのは、なぜなのか?ということです。

ご本人の希望「子供が欲しい」というのがあまりにも強すぎて、明らかにそういう定義のエッセンスをご希望されるので、お出しするのですが、見ていて感じるのは、“今は、このエッセンスの時期ではないから、効果は感じられないんじゃないか” ということです。

私の周りで、長年子供が出来なかったのに、ある時あっさり妊娠した人は、全員こんな感じです。

   “散々色々試してきたけど、妊娠できなかったから、もういいや!もう必死に頑張るのも、もうやーめた。子供はいてもいなくてもいい”

引き続き、子供ができやすくなると言われることをしますが、結果はもう求めていないのです。

  “できたらラッキーだけど、まぁ、これしてたら気持ちいいし、色々試してみるのが楽しいからやってるだけ”

それまでは、必死の形相で、子供を産めなきゃ私は価値がない!ごとく、誰の言うことも耳に入らないさまで、頭の中は、ただそれだけ。何を聞いても、妊娠できない自分を責められているように聞こえてしまう。

そんな時期を数年過ごした後、ある時、ふっと肩の力が抜けるのです。

  “子供を産んでも、産まなくても、私には価値がある。存在意義がある”

ふっと、そう思える瞬間が来るようです。

前にフラワーエッセンスを使った時は、全く効果を感じなかったけど、もういっぺん、できることは全てやってみようと始めたプラクティショナー(フラワーエッセンスカウンセリングをして、人さまのために調合ボトルを作るお仕事をする人)の友人は、あっさり妊娠しました。

別の友人は、「実は長年不妊治療をしてきてたんだけど妊娠できずにいたの。もう、ほとんど諦めてるから、妊娠することに固執してないんだけど、どうせなら、色々試しておきたいから、何かあったら声掛けて」と、ある日いきなり連絡がありました。

ちなみに、この友人も、その時はじめて私に不妊治療をしていると打ち明けました。それまでは一切誰にも感付かれないようにしていたようです。

この友人も、体の使い方、緩め方を教えてくれる先生の教室に一緒に行きだしてすぐ、あんなに失敗続きだった、不妊治療での着床がすんなりうまく行き、妊娠しました。

別のクライアントさんは、子供を作ることをテーマにセッションに来られましたが、なんかね、、、そのテーマじゃない気がしたんです。なんで、子供が欲しいのか?を明確にして、そこから浮上してくる別のテーマに取り組まれたほうがいいんじゃないかと感じました。

自分の子供に会いたいというよりは、世間的に、そろそろ産んでおかないと自分の評価が下がるんじゃないか?という不安と恐れでガチガチになっているように視えました。

調合ボトルを作る時には、それを飲まれるご本人が、飲み続けるモチベーションを維持できるよう、具体的なテーマと、それに対して、日々ご自分がどのように変わっているかを感じられる手助けとなるものが必要です。

赤ちゃんを受け入れる準備を整えるテーマのエッセンスと共に、私が感じたことをサポートするエッセンスで調合しましたが、彼女の意識は、「妊娠するかしないか」だけだったので、彼女は効果を受け取れませんでした。

その後、しばらく経って、彼女のエネルギーの、ある種の硬さからふっと力が抜けたように感じたことがありました。その後、妊娠されたようです。

後で聞くと、その頃、お引っ越しされて、環境の変化と共に、心境の変化もあったそうです。そして、こうおっしゃいました。

 「あの時、子供のことでフラワーエッセンスを調合してもらいましたが、あの時は本当に子供が欲しいと思っていなかったと今になって気づきました」

「あぁ、そんな気がしてました」と、つい返してしまいましたw



フラワーエッセンスなどでサポートするのは、

  「赤ちゃんを受け入れるキャパをつくる」

ということです。自分でいっぱいいっぱいすぎて、ガチガチになっているところに、赤ちゃんの魂は降りたくても降りられなくて、困っています。

肉体も、お母さんとなる人の体がリラックしていていて、温かくて、エネルギー的に“ふんわり”していて、思考ばかりが活性化しているのではなく、直感や本能 - “なんとなく、そんな気がする” と言ったような感覚 - がきちんと働いていて、優位になっていないと、赤ちゃんは、降りてこられません。

子供がなかなか出来ない別の友人は、「母になるのが恐い」「私は赤ちゃんを持つ資格がない」という、本人も気づいていなかった思考パターンを抜くと、その後すぐに妊娠しました。


そんな実例を見てきたので、子宮をとるという友人にも、病院以外のこんなアプローチでもう一度チャレンジして欲しかったのです。でも、手遅れでした、、、。

彼女が、女性としての自分に自信を持つ、自分をありのまま受け入れる、女性としての恐れ、不安を手放していく、妊娠することだけに価値をおかない、誰かに評価される・拒絶されるに違いないと思い込んでいる自分の思考パターンを手放すetc. などを一つ一つテーマに取り組む勇気があったなら、、、と思います。


「妊娠したい」と願って、フラワーエッセンスのセッションに来られる人に、私は、

 「では、まずそう思っていることをスッカリ頭から追い払って、スッカリ忘れましょう」

と言いたいくらいです。

多くの場合、妊娠できない自分を責めていたり、受け入れなかったり、みんなから責められているように無意識のうちに感じていたり、全ての悪いことを自分が妊娠できない口実にしてしまっていたり etc. です。

まずは、自分を見つめて、弱さもダメさも受け入れて、怖がらずに、自分の足で立つことです。それを目標に、まずは、フラワーエッセンスも使ってみて下さい。

え?そんなことしなくても、あっさり妊娠している人はいっぱいいるって?


そうですね(^^) その通りです。

でも、あなたのところに来ようとしている赤ちゃんの“要求”が高いんだと思います。

また、それは、あなたと、あなたの元に産まれると決めた魂が、生まれる前にきっとこう約束したんだと思います。

 「私が自分を受け入れて、愛するようになれた時に、あなたを産みたい。それまで、待ってて」

もしかしたら、こんな約束もしたのかもしれません。

 「もし、そうなれなかったら、私は今世であなたを産むのは諦める。他の人から産まれてきて、私に会いに来て」


人生全てを楽しみながら、軽やかに、リラックスして、取り組んでいただければと願います。






  


Posted by フラワーエッセンス研究家 葛葉 at 22:43使い方 フラワーエッセンスつれづれフラワーエッセンス 豆知識

1990年にフランスで開催されて以来、世界各国で開催。
これまでで最大規模で、2014年5月2日~6日 日本で13年ぶりに開催。