フラワーエッセンス研究家の葛葉です。 › 2014年02月17日
2014年02月17日
「ザ・シフト」 価値観が逆転する瞬間 女性編
前の日記に引き続き、今度は、女性編です(^^)
統計は、「価値観の変化を男女ごとに調査したもの」です。
“飛躍的瞬間(クォンタム・ムーブメント)”を境に、価値観の優先順位がどう変化したのを調べた結果。
◯転換期前の女性が最も大切だと考えていたもの(価値観)
前
1位: 家族
社会通念を思えば、それも当たり前だろう。
良き母、良き娘であれと教えられてきたから。
2位: 自立心
自立していると感じたい→ 葛藤があるんだろう
3位: キャリア
多くの女性は、キャリアを諦めている。家族に尽くすのが義務だと考えているから。だが、選択肢は他にもある。
4位: 帰属意識
周りになじみたいという願望。
5位: 魅力
魅力的なのはいいことだが、それを自分の価値と置き換えている。
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「なぜ、女性たちは、常に人の目を気にするのかしら」
「女性誌を見てごらん
モデルは皆細く、豊胸手術をしている女性も多い。
雑誌の中身は、流行のメイクやバッグの特集だ。」
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後
1位: 自己の成長
以前は常に周囲との関わりを優先していたのに、自分自身の成長に関心が移った。
2位: 自尊心
ひとりの人間としての価値を問うようになった
3位: スピリチュアリティー
自分より大きな何かとのつながりを求めている
4位: 幸福
最初の調査ではかなり下位にあった。
それまでは、“幸福の追求”など二の次だったんだろう
自分の幸せより、“義務”を優先させていた
5位: 許し
多くの人は、恨みの感情を抱えていても、押し殺してしまう。
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うーん(^-^;、これを聞いて、私はこの本を思い出してしまいました。
LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲
フェイスブックのCOOが書いた、全米大ベストセラーなんですが、著者のシェリル・サンドバーグさんが同じことで、挫けて、泣いて、また、周囲の女性から感じることが、まさしく、この“前”の状態で自分の言動を無意識のうちにセーブしていることを肌で実感されたことを赤裸々に書かれている本です。それがあるから、女性の自己実現を阻んでいるとハッキリ書かれていて、それをどうにかしたいからと書かれた本です。
シェリル・サンドバーグさんは、自分自身が手放そうとしない価値観、社会から押しつけられた価値観、周囲から当たり前のように要求される女性像と直面しながら、泣きながら、落ち込みながら、凹みながら進んでこられ、そして、今は、この“後”の心境で穏やかに生きられるようになったようです。
なお、女性のシフト後の価値観の5位に「許し」というのがあがっていますが、多くのヒーリングの世界で聞くのは、「女性がこれまで抑圧されてきた」ことに対して、世界中の女性達が強い“恨み”みたいなものを歴史的に抱えてきたと言われます。また、“メディアや社会通念で女性の本来の力を貶めて封印してきた”とも言われます。それがより一層、世界のエネルギーバランスをおかしくしている一面もあるとか。間違った価値観を植えつけて来られたことを、女性の集合意識が“許す”という意味合いも大きいんじゃないのかな。
女性だけでなく、男女とも、社会的に押しつけられてきた“誤った価値観”で自分を見失い、幸福感を感じられなくなっている。
意識が“シフト”すると、それまでの価値観から抜けだして、自分の本来の幸福感を満たすため、やっと向かっていけるような気がします。