2014年03月25日

日本一幸せな従業員をつくる! その3

> > > 『日本一幸せな従業員をつくる! その2』 からの続きです。

「日本一幸せな従業員をつくる!~ホテルアソシア名古屋ターミナルの挑戦~ 」
「日本一幸せな従業員をつくる!
   ~ホテルアソシア名古屋ターミナルの挑戦~ 」



それとね、この映画をみたせいか、こんな思いも浮かんできました。

ネットで毎日色んな人の投稿を見ていると、昨今は否定や批判ばかりで、心がしんどくなっていたんだなぁ~と自分でやっと気づきました。

そんなのばっかり見てると、

 「世界はなんて絶望的なんだろう。悪人にこの世界は支配されていて、自分たちではどうにもできないのか!」

と無意識のうちに、刷り込まれていくので、コワイですね。


で、こんなことも別のところに書きました。

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Facebookを見ていると「あそこの商品はこんなオソロシイものを使っているから食べちゃいけない!」という情報が毎日のように流れてきます。

そんな中「生協だからって安心してちゃダメですよ」というコメントと共に、どこの生協がどの大手の食品製造メーカーに何を作ってもらって販売しているのかという一覧がありました。

生活クラブも生協の1つですが、このコメントにものすごーく違和感を感じました。

生協にも色々ありますから、目指しているものはそれぞれ違います。でも、実際のところ、知らない人からすると、生協となると、ひとくくりにされちゃうのが現実なんですね。

生活クラブは、組合員が「私達はこういう安全なものを食べたい!だから作って下さい!作ってもらった分の責任も私達で負います。作ってもらったものを私達が必ず購入しますから、安心して作って下さい!」と生産者に約束しています。

生活クラブの消費材(商品)は、お値段的には少しばかりスーパーのものより高めなので、組合員でも、多くの人がこう言います。

「家計を切り詰めようと思ったら、生活クラブのものは買ってられない」

生産者も、家計という視点でみれば、私達、消費者と全く変わりません。

消費者がお金が高いから買わないと言えば、生産者のほうは、安く作れるほうに走らざるをえないわけで。同じ原理です。生計が維持できなくなれば、コストダウンや人件費などを削減せざるを得ないので、どうしても、便利な薬剤を使ったり、添加物を使ったりという方向に流れます。

多くの大手食品製造メーカーが、日々ネット上で叩かれてますが、ホントに彼らだけが悪いのでしょうか?

生活クラブの生産者も、手間もコストもかかるものを作ろうとチャレンジしてくれたのは、組合員が手を差し伸べて助け合ったから。

時代は今ものすごく動いていて、今までの流れとガラッと変わって、今まで不透明だったもの、隠されていたことが次々に表面に出てきて、おかしなことをしているところは次々に淘汰されて消えていっています。確かにそれはいいことなんですが“悪いものは全て排除!叩き潰せ!”だけで突き進んでいいのかな? 今、悪者にされている企業だって、最初の思いはきっと、“多くの人の空腹を満たして幸せにしてあげたい” だったんじゃないのかな。その時は、体にいい悪いとか考える余裕はなくて、ただ、手軽にいつでも満腹感が得られるものを!だけを目標として突き進んでたんじゃないのかな? そして、時代が変わって、今度は別のものが求められるようになったけど、企業の古い体制を変えれなくて止められなくなっているんじゃあ。

毎日のように、ネットでは“こんなに悪い!”、“あの会社はこんなにヒドイ!” という、ホントかただのウワサか分からない情報が次々飛び込んでくるので、そんなのばっかり見てたら、見てるほうも自分の生きている世界は悪人ばっかりのように思えてきて、絶望してしまいそうになってきます。

お互いを非難・否定ばっかりするのは、そろそろやめて、手を取り合って、一緒にこんな世界を作りましょうよ!と調整していく頃合いじゃないのかな。ただ、非難・否定だけしてるのは、ただの無責任なんではないのかな。

そう考えると、生活クラブは、もう何十年もそれをしてきたという意味でスゴイです。

誰かを非難・否定・批判するのも、心が疲れます。何も信じれなくなって不信感でいっぱいになってきて、よさそうなことを言っている人をあたかも教祖のように崇めてしまう危険性もでてきます。

そうそう、生活クラブのカタログで紹介されていた本が昨日手元にきました。
『○に近い△を生きる 「正論」や「正解」にだまされるな』


この本の中の前書きにはこう書かれています。

「◯でもXでもない、◯に近い△の生き方もあることに気づいてほしい」

「いい子と悪い子。勝ちと負け。

僕たちは勝手にそれに◯とXをつけてきた。

◯とXのレッテルを貼る生き方はお手軽だ。

僕たちはレッテルを貼るのが好きな動物。

価値が◯で負けがX、本当だろうか。

子育てに苦労しているお父さん、お母さん、気づいてほしい。

勝ちのような負けがあったり、負けのような勝ちがあったりすることを。

『現実』は、『正解』を超えている。

◯とXの発想法は堅苦しくて不自由で面白みがない。

◯とXの間にある無数の△ =『別解』に、限りない自由や魅力を感じる。

◯に近い△の生き方は、柔らかな生き方だ。

このことを理解できない人は、なにをしても成功しないだろう。

組織の中で潰されそうなあなたに、

無数の△の生き方があることに気づいてほしい。

『正解』や『正論』にこだわらなくなると、考え方が自由になることを、若い人に気づいてほしい。

『正解』に囚われないと、多様な価値観が分かってくるようになる。

他の人の生き方に共感したり、拍手を送ることもできるようになる。

相手を汚い言葉でののしるヘイト・スピーチは、下品だったと気づくだろう。

唯一の『正解』を信じる生き方は、時代遅れで窮屈だ。

生きるということは、たくさんの△の中で、

『別解』を探していくということ。

◯に近い△を生きるということは、

『別解力』をつけるということだ。」

そういや、生活クラブの理事にこう言われて納得したことがあります。

「今が100%ではない。よりよい方向にしていきたいと思って、今の時点で最善と思われるもの、できる事からしているだけ。まだまだ満たしていないこと、出来ていないこともあるけれど、まだこの途上だってことを理解して欲しい」

こんな本もあります。

『スペンド・シフト ― <希望>をもたらす消費 ―』

内容をまとめると、消費行動が今こんな風にシフトしていっているというものです。

◆これがスペンド・シフトだ!◆
・自分を飾るより⇒自分を賢くするためにお金を使う。
・ただ安く買うより⇒地域が潤うようにお金を使う。
・モノを手に入れるより⇒絆を強めるためにお金を使う。
・有名企業でなくても⇒信頼できる企業から買う。
・消費するだけでなく⇒自ら創造する人になる。

4月からの消費税増税で、世の中はどんな風にシフトしていくのでしょうか。
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『女神的リーダーシップ - 世界を変えるのは、女性と「女性のように考える」男性である』 を書いたのは、アメリカ人です。

柴田さんは、日本でこういうことを閃くままに、一人勝手にはじめられました。

確実に世界は動いています(^^) 変わり始めています。 ワクワクしますね! 


さて、そういえば、『日本一幸せな従業員をつくる! その2』でこんなことを書いてたんでした、私w

『男性性、女性性をどのようにバランスよく発揮させたらいいのかも、しっかり分かりました。
もちろん、それをサポートするフラワーエッセンスが色々あるのです( ̄ー ̄)ニヤリッ

次の日記で、それをご紹介していきますね♪』

書きますねー♪ お楽しみに♪

              > > 続きは、次の日記「日本一幸せな従業員をつくる! その4」で♪
  


Posted by フラワーエッセンス研究家 葛葉 at 08:10つれづれ

1990年にフランスで開催されて以来、世界各国で開催。
これまでで最大規模で、2014年5月2日~6日 日本で13年ぶりに開催。