フラワーエッセンス研究家の葛葉です。 › 2014年08月25日
2014年08月25日
子供の引き寄せに学ぶ 完結編

以前の日記『子供の引き寄せに学ぶ その1』 から、だいぶ間が開いてしまいました。
だいぶ、妖怪メダルも市場に出回るようになって、“頑張らなくても、すぐ手に入る” と思うと、集中力が途切れる、いえ、興味を失ってきたところがあります。まさに、これがブームに煽られる人間心理ですね(笑)。
さて、振り返りながら、子供の引き寄せパワーを横で観察しつつ、付き合っている間に、肌で実感したことをまとめます。
なぜなら、そのコツが分かれば、私たち大人だって、同じようにスイスイラクラク望むものを手に入れられるということですから!
この頃の息子の引き寄せは、ホントに目が点、あまりに頻繁にあるので、こちらももう驚かなくなり、「今度は何?」と冷静に聞いてました。
まとめてみようと思ったのは、友人のご主人が、今度子供も集まるイベントをするから、なら、今巷で大ブームの妖怪ウォッチグッズ(妖怪メダル)を景品にしようと思い、おもちゃ屋などに何回も寄るんだけど、いつもない。一体どうやってみんな入手してるんだ?!という話を聞いたからです。
その時の私の答えはこうでした。
「妖怪メダルは、普通に店に行って買えるものではないから(当時)、たぶん、ご主人購入難しいと思うよ(^^;」
「何回か店に通って「入ってないですか?」と聞いてるうちに、なんとなく入荷しそうなタイミングが分かってくるの。
で、そんな頃に行って、ラッキーにも入荷に出くわしたら販売開始から、30分以内にはほぼなくなり、最近は混乱を店も避けるから、事前に入荷日教えないし、店頭に並べても大きく宣伝もしないから、入荷してあっという間に売り切れたことさえも気づかない人も多いよ。
ちなみに、あまりに欲しがる人が多いから、購入制限があって、一人2袋(メダル二個入)しか買えないとこ多いよ」
その時、これを書きながら、なぜ、息子が毎回スゴイタイミングに出くわし(“たまたま店に行ったら、ちょうどその時入荷したところで、誰も気づいていないので、全く並ぶことなく、アッサリとすぐに買えた”なんてことは、しょっちゅうありました)、簡単に欲しいものを手に入れられるのか?ということが、頭の中でまとまったからです。
なお、息子の驚くべき引き寄せは、こんなのがありました。
● 「今日、妖怪メダル探しに行きたい!」と息子が言った直後、しばらくご無沙汰している友人からメールが入った。
「今日ヨドバシカメラに行ったら、たまたまその時妖怪メダルが入荷したところに出くわしたので、息子ちゃんのために買ったの!郵送するね」
● たまたま通りかかると、妖怪メダルのガチャガチャがいっぱいに入荷していた。まだ誰も気づいていないので、並ぶことなく、アッサリ入手(30分後にはもう完売)
● 妖怪メダルが欲しかったけど、メダルはなくて、他の妖怪ウォッチグッズしかなかった。なので、諦めて店を出たけれど、息子が「やっぱり、あれでもいい!」と言うので、また店に戻ったところ、さっきまで、散々捜したのになかった妖怪メダルのガチャガチャがいっぱいに入れられた後だった。大喜びでガチャガチャをしたけれど、欲しいメダルが出なかった。その後、別件で行ったところに、妖怪メダルの買取と販売をしていたので、先ほど出た不要なメダルを買い取ってもらい、そこに売っていた欲しかったメダルをアッサリ手に入れた。
etc.
なお、これはどれも同じようなことが数回ありました。あまりに都合よすぎて、「そんなにうまくいっていいの?」と、つい言ってしまうひねくれた大人でした(笑)。
息子の行動、言動をみていて、なぜこうなったのかを分析してみました。
1. とにかく、誰彼構わず、会う人会う人に、自分が大好きなことをお目目をキラキラさせて話す
→ あまりに嬉しそうに語るので、どこかでそのものを見たときに、みなさん、うちの息子の喜ぶ顔を思い出すみたいなんです。で、気がついたら買っていた、、、、というパターンでうちに送られてくるパターン。または、情報を見つけたら、すぐに教えてくれる。
2. とにかく、諦めない
→ 手に入らなくても、いちいち落ち込んだり、凹んだりしない。ハンターのように、常に目を光らせて、情報が入れば、すぐに動く。その時、成功率などを考えたり、計算したりもしない。ただ、熱意にしたがって、動くのみ。
こんなことがありました。新しいメダルの発売日。その頃は、メダルの数と欲しい人の数があまりにも違いすぎて、並んでも買えるかどうか分かりませんでした。発売日の情報を知った息子は、前日から準備。朝一番に嬉々として出かけていきました(店の開店時間の1時間弱くらい前でしょうか)
店の開店時間の頃、息子の友達二人が我が家に妖怪ウォッチのシールをおすそ分けに持ってきてくれました。何回か、妖怪メダルのかぶったものをプレゼントしたことがあったので、そのお礼にと持ってきてくれたのです。
「(息子は)今日発売の妖怪メダルを買いに行ってるよ。今から急いで行ったら、もしかしたら、まだ間に合うかも(買えるかも)しれないよ。君たちも行ってみたら?」
友人Aくんは、こう言いました。
「あの店は、10時開店だから、まだ開いてないよ。それに、発売日に買いに行っても絶対に手に入らない」
おそらく、親にそう言われて諦めさせられたのでしょう。私がいくら「昨日、店に電話して確認したよ。9時に開くって言ってたから、もう開いてるよ」と言っても、頑として信じず、聞き流されました。
友人Bくんは、「ふーん」と言っただけ。
そして、AくんとBくんは、途中で寄り道しながら、のんびり帰っていきました。
私は、こう思いました。
“あら?この二人も、妖怪メダルをめっちゃ欲しがっていたって聞いたけど、そんなに欲しい訳じゃなかったのか”
しかし、のんびりうちに帰ったBくん、うちに帰ってすぐにお母さんにこう言ったんだそうです。
「今日あの店でメダル売ってるんだって! 今からすぐ行く!」
ちなみに、このBくん、以前に息子が偶然前を通りかかったら、ちょうど入ったばかりの妖怪メダルのガチャガチャのあったところのすぐ近くに住んでいるので、息子が興奮して、「すぐにアイツに教えてやる!」と言って、すぐさまおうちに行って教えました。
Bくんは、「わかったー。後で行ってみる」と言って、すぐには行きませんでした。
1時間後くらいに行ったけど、もう空だったと。
(なお、後で息子に聞くと、Aくんも学校で、めっちゃメダルが欲しいと言っていたそうなので、やっぱり欲しいみたいでした)
欲しいものを手に入れるには、フットワークの軽さと、諦めない心、どんなに否定されても怒られても、一生懸命自分の思いを訴え続けること。たとえ、可能性は低くても、チャレンジしてみること。
三人三様をみて、私はなんだかそんなことを思っていました。
3. 手に入らなくて悲しくてもショックでも、誰か(この場合は私(^_^;))に八つ当たりしたり、いつまでも、しつこく泣いたり怒ったりしない
→ これが出来ると、周囲は落ち込む本人の姿をみて、どうにかしてあげたいって必死に思うようになります。逆に、ギャンギャンいつまでも怒ったり、泣いたり、八つ当たりされると、腹が立って、“もう絶対つきあわない!情報があっても、逆に絶対に耳にいれないようにする!” と思って、遠ざけるようになります。
4. 常に誰かを喜ばせる、幸せにできることを考えてみる
→ 不要なメダルを買い取ってもらい、欲しいメダルを買えたのは、実は、あまりにいっぱいメダルが来すぎて、カブリのメダルが溜まってきたので、息子と二人でこんなことをしはじめていたおかげ、、、というのもありました。 メダルは欲しくても、なかなか手に入らない。また、子供だけでなく、かかわりのない大人でさえも知るようになっているので、子供と関わる仕事をしている人が、早く子供と仲良くなりたい時に、メダルを見せて妖怪ウォッチの話を子供とすれば、早く打ち解ける助けになるんじゃないか? でも、わざわざ、必死に並んで買うまではしたくない、、、という人がいるかもしれない。そんな子供や大人にプレゼントしよう!喜んでもらおう!キャンペーンをはじめたばかりだったのです。
でね、透明のケースに入れて、外から見えるようにして、キーホルダーみたいにして、首からぶらさげて持ち歩いていたのです。おかげで、それも加えて、複数枚まとめて買い取ってもらえたので、ある程度まとまったお金をもらえました。
5. 一見、不幸なこと、ついていないことに見えても、次にさらなる、もっといいことが来ると信じて待つ
→ 最初の頃、疑っていた息子も、実際、これが続いたので、今ではアッサリと信じれるようになりました。
実は、そう教えた私もそうならなかったらどうしよう?(^_^;)と心配に思わないでもなかったのです。でも、そういうことが息子に何度も繰り返し起こったので、私たち親も、それを自然なこととして思えるようになってきました。
6. 結果に執着しない
→ これまでに書いたことのまとめにもなりますが、いちいち結果に執着してしまうと、次なる行動のフットワークが重くなるし、なんでうまくいったのか?(なんでうまくいかなかったのか?)と、いちいち頭で分析していると、それが逆にまた執着になって、流れが悪くなっていく傾向にありました(これも、息子と一緒に、くら寿司の「びっくらポン」で試して検証しました(笑))。
そういえば、立花大敬さんのエッセイで「心はゴムひも」理論というのがあるのですが、あー、なるほど!こういうことだったのか!と後から思いました。
確か、こういう内容でした。
『自分の欲しいもの、望むことを思ったら、そうなった時のことを思って、ただニヤニヤして喜ぶのみ。
そうなるにはどうしたらいいだろう?どうしよう? etc. 頑張りすぎると、エネルギーが重くなる。
ゴムは、びよーんと伸ばして、手をぱっと放せば、くくりつけられているところに勢いよく戻ります。
でも、重かったら、そんな風にすばやくラクラクと戻りません。ゴムの先は、軽くなければ。
自分の欲しいもの、望むことに、ゴムをしばりつけ、ゴムの先に自分がいます。
軽やかでいれば、簡単に望むことが実現します』
(だいぶ前に読んだので、結構適当w。ぜひ、ご本を読んでみてください(^^))
実際、息子とこんなことを試しました。
・ 強く願う。絶対手に入れたいと念をこめる → ますます、当たらなくなりました(笑)
・ 逆に、“そんなの別に当たらなくてもいいし~” と、興味のないふりをする → ダメでした
そして、こんなのをすると、これまでの試したなかで、一番当たる確率が高くなったように思います。
・ 何が出ても、感謝する。喜ぶ。 当たらなくても、失望しない。怒らない。
“そのうち、絶対に当たるさ!” と気軽に思っておく
小さい子供は、本当に、こういう力は、まだまだパワフルです。
一緒に実験すると面白いです。
小2になった息子は、一般常識(「世間一般では、こうしないと手に入らない」「欲しいものは無理やりにでも手に入れろ」etc.)がかなり刷り込まれてきているので、こういう“奇跡”は減ってきているように思います。 いちいち、頭で考えちゃうんですよね。そうしはじめると、体全体、自分の存在全体で、“欲しい!” という、ものすごいエネルギーの発散もなくなってきました。 頭で色々計算しはじめてきているからです。
“時期がくれば、必ず手に入る” と信じて待つことも出来なくなってきているように感じます。
“今すぐ手に入れたい!” という、欲がものすごく強くなってきてますから。 自分の力でコントロールしようという欲求がみてとれます。
ピエール フランクという、かつて俳優をなさっておられた方が書かれた本「宇宙に上手にお願いする法 (Successful wishing)
この方は、幼い頃、自分が欲しいと思ったものが、アッサリと手に入ったんだそうです。それが当たり前だと思っていたけれど、いつの頃からか、周囲の人に「そんな訳ないだろ!」と言われるにつれ、疑いだした途端、自分の望みや欲しいものが手に入りにくくなった。大人になってから、それで苦労して、今は再びその頃の自分に戻れたので、今は簡単に望むものがアッサリ簡単に手に入るようになった(これも、大昔に読んだ本なので、詳細はかなり適当です。ご本を実際に読んでみてくださいね(^^))
そういえば、年代的にも、そういうお年頃かもね、、、と思いつつ、色々息子からまだまだ学ばせてもらっている過程の私ですw
<補足>
ちなみに、息子は自分のお金で全部買っています。なんで、そんな小銭を持ってるんだろう、、、 子供のお金の管理は私がしているんですが、なぜか謎(笑)。息子の貯金箱にいくら入っているのか、私も知りませんが、なぜか、結構入ってるんです。月末頃になると、私の空に近い財布より、多く入ってたりするw。
祖父母にもらうのもありますが、金額が大きくなると私が管理して渡さないので、100円玉を何かのご褒美にもらっているような?
年末に息子に自分で自分のいらない本を選ばせ、ブックオフに売りに連れて行ったりもしてますし、そうそう、もらった図書券を金券ショップで換金したりなど(もちろん、代理で私がしてます)。
我が家では、「お金は誰かを幸せにしたり喜ばせたら、入ってくるもの」と教えています。 その口実(笑)の元、何かのついでに多めに渡すとかすることもあるので、そういった小銭も溜まっていると思われます。
親がお金を出すことは、ほとんどなくて、本人が自分の財布を持っていって払っています。やりくりを一生懸命考えているようです。それも、何かしら、引き寄せにいい効果を与えてるのかも?(そこは、まだ検証したことがないので分かりませんw)