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2015年10月07日

自己責任の世界で生きると人生が輝く

前に書いたメモが出てきたので、つれづれに、そこに書いていたことを拾ってみました。 


1. つきあった彼が余命1年の高校生カップル



7月15日放映「世界仰天ニュース」 

高校生カップル ザックソビーク君と彼女のエイミーさんの実話。

14歳で骨肉腫となり、いつまで生きれるか分からない高校生、ザックソビーク君は、エイミーさんに恋をした。エイミーさんは16歳。

その時、すでに闘病中のザックソビークくんは、骨盤が侵され、ザックソビークくんは松葉杖なしに歩くことが出来なかった状態。

告白するのをためらっていたが、気持ちが抑えられなくなり、エイミーさんに告白。

エイミーさんも、まだ高校生。 彼のことが好きだけど、いつまで一緒にいられるか分からない。。。

二人の両親は、そんなそんな二人に強制したり、禁止したりすることなく、ただ、「あなたの気持ちはどうなの?」と気持ちを尊重してくれる。その言葉を聞いて、エイミーさんはザックソビーク君を愛する気持ちに素直になり、家族の愛と支えもあり、つきあいがはじまった。

悪化していく病状。エイミーさんは、そんな彼に必死につきそう。 苦しむザックソビーク君をみて、“自分が変わってあげたい” と胸が締め付けられる思いのエイミーさんに、ザックソビーク君がかける言葉は、「つらいのが僕でよかった」。

病状は悪化し、17歳の時、余命1年を宣告される。そして、ザックソビーク君は18歳で逝ってしまいます。

4年に渡る闘病生活。エイミーさんと出会ったのが2011年11月、亡くなったのは、2013年5月。エイミーさんと一緒だったのは、1年半ほど。。。。

コチラのサイトで、詳しく読めます。
ザックソビークcloud歌詞と余命つづった動画「最期の日」ザックソビーク名言集



病気で苦しむ恋人を支えること、また、自分の苦しむ姿が恋人を悲しませてしまうことを受け止めるのは、人生経験を積んだ人間でも、出来るかどうか。。。。

まだ10代の娘を心配して、娘を止めることもなかった、エイミーの家族。

医者から、1年の余命判決を受けた時、ザックソビークくんと家族は話し合い、出した答えは、延命治療を止め、残り少ない人生を好きなように生きるということ。

ザックソビークくんは、もちろん、家族もエイミーさんも、ただ、人生を楽しみました。 いつ終わりが来るかなんて考えずに。いえ、実際には、頭からいつも離れなかったはずです。でも、その不安を大きくしたり、隠したりすることにフォーカスせず、前を向いておられた。

だからこそ、エイミーさんとのデートでも、二人でとても素敵な笑顔で、将来の結婚や子どもの数、仕事などについて、楽しそうに話していた。

ザックソビークくんがこの世から去った後、ご家族も友達も、エイミーさんも、きっとさみしくて、深い悲しみにくれたと思いますが、そうやって泣いている中でも、残された恋人や家族が見せる笑顔がとても明るく、前を向いている。。。。 あれは、後悔のない笑顔なのでは。。。。

なぜそうでいられるのでしょう? なぜ、みなさん、そんなに強くいられるのでしょう? そんな状況で、なぜ生き生きとしておられるのでしょう? 笑顔でいられるのでしょう?

この番組をみながら、私はずっとそんなことを思っていました。


今の日本の治療システムや社会風潮の中で、考えられることは、こうではないかと思うのです。

  ・ お互いが辛い思いをするだろうから、好きな人に告白しないでおくように、息子に強制する

  ・ 娘が苦しまないように、彼が好きでもつきあうのはやめなさい と親が止める

  ・ 効いているかどうかも分からないけれども、その延命治療をやめる勇気と決断が出来ない

  ・ 亡くなる直前、ザックソビークくんは痛みで苦しむ夜が続きました。そんな時、エイミーさんは、どんな時間でも、ザックソビークくんの部屋に行き、彼が寝れるまで一晩中つきそっていたそうです。

16歳の高校生カップル。 もし、エイミーが自分の娘だったら、娘を深夜に毎晩のように彼のところに、送り出せますか?


驚くことに、この実話の中に出てくる方々には、上記のような振る舞いをして、息子や娘を押さえつけたり、何かを強制する大人が誰もおられなかったことです。

こんな状況だと、多くの方々が、身体はもちろんのこと、心も不安と恐れで疲弊して、怖くなって逃げてしまいます。心が耐え切れず、みたくない、関わりたくない という逃避に。

そこには、

   【不安と恐れゆえに、自分で決断できない】

   【不安と恐れゆえに、自分で決めたことに責任をとる自信がない】

   【自己責任をとる勇気がない】

という背景があるからです。


ザックソビークくんも、その家族も、そして、エイミーさんも、エイミーさんの家族も、それぞれが自分で決めたことに責任をとる偉大な勇気がありました。

そして、自分が選んだことが、どんな結果になったとしても、それを受け入れる勇気。どんなにつらくても、苦しくても、誰も責めないと、自分自身に対して、強く約束していたに違いありません。

この実話の中の方々は、自己責任の世界で生きていらっしゃる。

【自己責任】と聞くと、怖くなって、逃避したくなる人が多いかもしれません。きっと、昔の日本では、そうではなかったはずなのに。。。。 いつから、どのように、そうなってしまったのでしょう? そこまでビビることでないはずなんですが。。。  例えば、悪いことをしたと反省したら「ごめんなさい」と謝るとか、そういうレベルでしょ?

“責任をとる” と言ったって、これから何が起こってくるか分からない。全てのことに対して、責任がとれるかどうか分からない。 でも、それがどんなことであったとしても、そのことに対して、自分の全エネルギーをかけて取り組むこと、諦めないことを決意するだけ。どんな時でも、必要な力が必ず自分から顕現してくると自分を信じているから決意できる。

そこまで、すっと腹に落ちれば、自分自身の主導権は、魂となり、思考とエゴは忠実な従者となる。 魂が、“私は必ず、これを達成する!” と宣言すれば、最高最善の方法を左脳(思考)がはじき出し従ってくれるし、想定できる危険から守ってくれたり、回避してくれたりと、素晴らしい働きをしてくれるようになる。 たとえ、左脳が理解できなくても、文句をいいつつも、「仕方ないですね」と苦笑いをしながらも、魂の願いを叶えるために、最高の仕事をしてくれるようになる。

自分に自信がなくて、エゴ(思考)に支配されている時は、思考があたかも王であるかのように振る舞い、全てをコントロールしている。 魂の声が、“こうしたい!” と言っても、「そんなの無理です」「できません」、「そんなこと、今まで経験がないので成功する確率が低いです。やめましょう。やっても意味がないです」と全部潰すか、上手に丸め込んでごまかしてしまう。

本来の主人である魂が王座につけば、そらもう、迷いも恐れも不安も、全部ふっとぶので(それらは思考が生み出すものですから)ものすごい行動力で、躊躇なく、動けるようになります。

魂を主人に戻すには、何が必要なんでしょう? 決意。意識です。 意識設定(決意)をすると、この流れが勝手に動き出します。楽ですね♪ 自分で頑張らなくても、気が付いたら、もう体が動いてやってしまっているのですから。

こんなに楽なのに、これ、今の日本でこれをしている人は、どれくらいいるでしょうか? 

自分が口に出すことで、責任がかかってくるのがコワくて、先延ばしにしているとか。

傷つくのを恐れて、そうならないように行動も起こさずやめてしまう。

意識設定(決意)をすることを、異常に恐れるあまり、思考が自分の本質の声を封じ込めてしまう(恐れは、思考からやってきます)。 不健康ですね。そら、身体か心が壊れる訳です。


“私のせいじゃないから。私は何も言ってない。何もしてない”、

“苦労するのイヤ。苦しい思いをするのはイヤ”

思惑通り、見事、傷つくことなく、生きていけるでしょう。 でも、心はどんどん死んでいきます。


もう一つは、“自信を持つ”、 “自分を信じる” です。

当たり前ですが、信用できない人には、何も頼む気にはなれないですよね。 それが自分自身であっても同じです。なぜ、自分を信じられないのでしょうか。自分を信じられないなら、きっと、周囲の人だって、心の底から信頼できていないはずです。信じるってなんでしょうか? 自分に何かあった時に、自分に都合のよいように助けてくれる人? 愛してくれる人? 違いますよね(^^) 信じる って何でしょうか? 信じる力があまりにも弱い人が多いです。


ザックソビークくんとエイミーさんの実話は、ただの悲話ではありませんでした。 人生のきらめきとは、何なのかを身をもって示してくれた美しい“体験”です。 だからこそ、多くの人の心をうち、励ましてくれるのです。


アメリカは、あらゆることが自己責任の世界です。 それがストレスとなって、社会のひずみとなっているのも否めませんが、日本の場合は、押しつけと強制に従う【従】の世界ゆえに、それがストレスとなっていたり、社会のひずみになっているようにも思えます。

それが自分のストレスやひずみとなっていると感じるのであれば、対極のエッセンスを採り入れてみてはいかがでしょう?


2. 芥川賞をとった又吉さん



お笑い芸人のピースの又吉さんが、芥川賞をとった時、こう言う人がいました。

  「芸人なのに(なんで?)」


こういう人は、「○○ だから」という、自分が入っている枠以外のことには、決して手を出してはいけない、決められた枠の中だけで生きないといけない、または、【それだけしたらいい】 と無意識に思い込んでいるはずです。 めんどくさいことはしたくない?

ビートたけしさんもそうですが、多彩なジャンルで才能を発揮している人は、ただ、自分の創造性を使って、やりたいことをやっているだけ。

創造性は、“何かを生み出したい” という、抑えきれない思い。 

又吉さんの場合、世間は又吉さんのことを “お笑い芸人” として見てるのは、ご自身でもご存知です。 でも、そんな世間の既成概念に、なんで囚われないといけないの? なんでそれに合わせないといけないの?

又吉さんは、逆に、そういった既成概念に囚われずにいたからこそ、お笑い芸人、作家、そして、これから次々と別のことでも、才覚を現してくださるかもしれません。

「あの人は、多才でスゴイ人だから」と決めつけてしまえば、その裏に、“私にはそんなスゴイ才能はいくつもない” と自分で自分を洗脳してしまうことにもなります。

創造性は、この3次元の世界で、どんな形になって目に見える形となって現れるかは分からない。 やってる本人も知らない。 やっているうちに、何か形になっていって、本人自身が、“へーーー、 こういう形が出来るんだ” と感嘆しているくらいじゃないかと。


3. 同じことが出来て当たり前



日本の学校教育をみていても、全員に「同じことが出来て当たり前」という共通認識があるように思います。

一方、民族のるつぼと言われている、他民族が暮らすアメリカは、「違うのが当たり前」という共通認識がベースにあるように思います。

日本では、“みんな同じことが出来て当たり前”というのが根底にあるから、みんなと同じように出来ない認知症や、障害者、小さな子ども、子連れの母親 etc.に対して、とても冷たいように感じます。なぜなら、そこに、“みんなと同じことが出来ないアナタが悪いんでしょ!” という正しさを振りかざし、そこから優しさが出ようもないからです。

そのため、日本では、そんな共通の一致に、自分をおしこめようとするし、そうできない自分に悩んで鬱になる。

でも、アメリカでは、“一般常識も違うのが当たり前”だから、ルールで管理するしかない社会。 日本みたく、“そのくらい考えたら分かるでしょ!” なんてのは通じず、ルールに違反したら、すぐ逮捕されます。

日本の常識は、アメリカでは常識ではないし、その反対もしかり。 あんまり思いつめないほうがいいですよ!


4. 左脳と右脳、意識と電磁波



左脳と右脳の関係。

  右脳                      左脳

   感情、肉体感覚               思考(コンピューター)

   直接、早い                  間接、時間がかかる、過去のデータから分析・計算

   答えが分かる                過程が分かる

頭蓋骨の中に、仲良くおさまっていて、お互い橋で繋がっているのに、なぜか、両方をバランスよく、融合させて使いこなせていない不思議な生き物なのが人間。

人間の意識は電磁波に引き寄せられる? 電気、電気。。。。 生体電気。心臓の鼓動。人間の意識も、電磁波の一種?  強い電磁波を発する人やものに、人間は惹きつけられる? だから、ゲームやコンピューター中毒状態に。。。電気中毒?



5. フラワーエッセンスの役割



常識を疑う、壊す、自分で責任をとる

創造性。既成概念の打破。 型にはまっていたら安心?← これからは✖

-(マイナス) → +(プラス)エネルギー。エネルギーはニュートラル。それをマイナスに使うか、プラスに使うかは、人間の意識次第。

光を増やす。 祈り。プラスを増やす

  


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Posted by フラワーエッセンス研究家 葛葉 at 22:57 │つれづれ


1990年にフランスで開催されて以来、世界各国で開催。
これまでで最大規模で、2014年5月2日~6日 日本で13年ぶりに開催。