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2014年12月25日

思いやれるかどうかも、トレーニング?

思いやりって、トレーニングなのかもしれない。

思いやるには、まず、相手のことに気づけないといけない。

気づくにも、ある意味、賢くなければいけない。色んなケースや状況を考えられるということだから。それもイメージ力。

こんな状況だったら、こんなことしてあげたら、嬉しいかもしれない。

サプライズで人をもてなせる人は、いつもそんなことを考えているから、確実に発想力や想像力も鍛えられるから、頭もよくなっていく。

そんなこと、イチイチ言わないと分かんないの?と思うけど、そう思う人は、きっと、“心で感じれば、そこで何をしたらいいかも分かる”と思い込んでいるんだろうけど(←私もコレw)、よく考えたら、今まで脳のデータベースで、色んな事例をインプットしてきたからこそ、自動的に浮かんでくるだけなのではなだろうか。

あと、自分がしてもらって嬉しかったことを、ただ、嬉しいだけに終わらせず、倍の喜びをお返しするという意識と練習と体感。

それらの情報が蓄積していって、出来ることなのかもしれない。

うちの息子を見ているとそんな気がする。

あたかも、欲しいものは、ベルトコンベアーに乗って目の前に来るから、それをとるだけ という感じなのが、小さな子供。

そのままほおっておいたら、そのベルトコンベアが誰が作ったのか、誰が動かしているのか、ベルトコンベアで運ばれてくるものは誰が準備して置いてくれているのか、なぜ、何も見返りを要求せずに準備してくれるのか、それに思いを馳せられないようにならないと、その子供が大きくなって、かつてその誰かが自分にしてくれてたように、自分も誰かにしよう!なんてならんもんなぁ

大人になっても、自分以外の人に対する発想力(=思いやり)が全くない人が結構いる。不幸なことに、そういうトレーニングや学びのチャンスのなかった人なのかもしれない。

そう考えると、今、うちの息子に、“こんなことまで言わないと分からないのか(#`皿´)”とイライラしてしまうことも多いけどw、“まだその過程だから、分からなくて当たり前” と、思っといたほうが、、、、。

あー、でも、直感的に分かると言うか、感じ取れる力の強い人は、いちいち言わなくても、こちらの思いを本能的に感じ取って、本能的にできちゃったりも。

女性は、それが日常的に出来るから、それが当たり前のこととして出来ない男の子にイライラしてしまうのかもしれない。

その力は、女の子が、ごく当たり前に出来てるような気がする。あと、直感力の強い子供。

そう考えると、それって厳密には性格とはいわないのかもしれない。

こういう時に、どう振る舞うか?という回路があるかないかの違いだけ?

となると、、、、大人が、いかに、子供が多くの回路を持てるように、導けるかという責任重大。

そもそも、その大人自身がそういう回路をいっぱい持っていないことには、教えといたほうがいい!なんて閃きも気づきもないから、教えようもないしねぇ


そう考えていくと、その親は、そのまた親に育てられ、その親も、、、となると、その家系に引き継がれてきた、そういう回路の欠如も同じく引き継がれる訳で。

それは、各自の性格ではないよね。

単に、そういう回路を自分で作れること、または、自ら作っていくものということを知らずに、何世代も経てきたに過ぎない。

あー、もしかしたら、それを何世代にも渡って続けてきたから、自分以外の人や存在に対する感受性、共感力、直感力も、どんどん鈍ってきて、トレーニングしないと出来なくなってきているとも言えるかもしれない。

そういう意味で言うと、自分の性格がどうとかで悩む必要もないのかもしれない。

単に、気づける能力、感じとる能力、知る能力、ある事態に出くわした時に発動出来る回路がないだけかもしれないのだから。それは、性格とは言わない。いや、今の世の中でいう性格とは、逆にそのことを指すということかもしれない。

思考回路を作るためトレーニングすること、そして、直感力、共感力を目覚めさせる何かの両方がいる。

それは、どこで出来るんだろうか? また、子供たちに教えるには、どうしたら、また、どんな形で伝えたらいいだろうか?

日常生活で、振り返ってみるといいかもしれない。


蛇足ですが(笑)、よく巷で聞く

「妻が病気で寝ていたら、自分だけご飯を食べてきて、病気の妻の食事のことが頭の片隅にもない」

という事例。

あれも、もしかしたら、その夫の子供の時に、親や祖父母が

「食べるものを準備してあげようね。病気の時は食事を作るだけの元気がないから」

と、その男の子に、しょっちゅう言っていたらどうでしょう?

そりゃ、観察力のある子供、直感力、共感力のある子供(大体、その比率は女の子のほうが高いです)なら、イチイチ言わなくても、直感的に分かると思いますが、、、

そうでない子供なら?

日々の躾として、気長に時間をかけて教えていくしかありません。

大人になってからも、妻が(感情的にならず、穏やかに)教えれば、

 「分かった!」

と言って、病気の妻の食事も買ってきてくれるとも聞いています(でも、細かく、どんな食べ物かも、細かく伝えないと、揚げ物を買ってきてしまうともw。そもそもが、発想力とイメージ力がないということですから、仕方ないです(^^;)。

大人になると、根強い習慣として、身に付いてしまっているので、すぐに元に戻ってしまいますが、、、、

男の子を育ててると思って、気長に教え続けたら、そのうち、きっと出来るようになります。トレーニングですからw

しかし、、、彼が子供の頃に、それ、教え込んでいて欲しかったとも思ってしまいますよね。

仕方ないですよw、日本の文化がそうだったのですから。これから、気づいた人が変えていきましょう♪


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Posted by フラワーエッセンス研究家 葛葉 at 12:19│Comments(0)つれづれ
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